ホロスコープは生まれた日時が分からなくても天体同士のつながりをざっくりとみることはできますが、具体的にみるとなると出生時間や出生場所が細かく知る必要があります。
出生時間や出生場所が分かることで出せるものの一つが感受点。
感受点とは実際にある天体ではなく、計算上のポイントです。
その人の人生の大まかな役割や方向性が分かると言われており、アセンダントとディセンダントでは人に対して求めるものICとMCでは社会や環境に対して求めるものが分かります。
ホロスコープでは太陽がアセンダントからディセンダントへ向かう間で一番高く昇る地点をMCと言います。
逆にディセンダントからアセンダントへ太陽が向かう間で一番低い地点をICと言います。MCとICは対の関係です。
人生において目指す方向を示すのがMCであれば、それを支えるための基盤を示すのがICです。
エレメント別で見た時にICとMCのエレメントが火星座・風星座である場合は情熱やコミュニケーションなど行動を促す環境を求めやすく、地星座・水星座である場合は安心や安定など落ち着く環境を求めやすい傾向にあります。
私の場合はICが水星座でMCが地星座です。
学生の頃は公務員目指してた時期もありましたし、数字に強ければ何とかなるだろうと商業高校選びました。とりあえずご飯食べれなくなることはないだろうと…(笑)。選び方からして安定志向。4ハウスに月があることもあり、精神的な安心感は自分の中では外すことのできない無意識ながら求めていた部分です。
一方ですぐ下の妹はICが風星座でMCが火星座です。
妹は人と触れ合うことを何よりも大事にしているのでご近所付き合いがとても上手です。「これをやろう！」となった時にこの部分はこの人に頼もうとか、こういうことを得意とする人がいるなどの情報が瞬時に出てくるのは本当にすごいと思うし、同じ家に住んでいながらも妹が作り上げてきた環境は全く違うのだなと感じます。
自分が作り上げてきた環境は能動的に動ける環境なのか、ゆっくりできるような環境なのかを改めて見返してみるのも、新たな発見があって面白いのではないかと思います
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