【小惑星】知性の神、メティスについて調べてみた | 人生を謳歌する星の歩き方☆

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メティスは火星と木星の間の小惑星帯にある大型の小惑星です。

メティスは1848年にアイルランドの天文学者アンドリュー・グラハムによって発見されました。ゼウスの最初の妻でありアテーナーの母であるギリシア神話のティーターンの1柱、メーティスにちなんで名付けられたそうです。

 

メーティスはギリシア神話に登場する知性の女神で、叡智や思慮及び助言を意味します。メーティスの名は長母音を省略してメティスとも表記されます。
ギリシア神話のメーティスはオーケアノスとテーテュースの娘オーケアニデスの1人であり、ゼウスの最初の妻です。自在の変身能力を持ち、「​あらゆる神と人のうちで最も物知りな者」と讃えられる知恵の女神でもあります。
かつてゼウスの父クロノスをゼウスやゼウスの母レアーとともに倒し、ゼウスの兄姉を助け出しました。
神々の王となったゼウスはメーティスを妻として迎え入れるも、予言により父クロノスのように子に権力を奪われることを恐れたゼウスは用心のため、メーティスを水に変身させ生まれる前の子供もろとも飲み込んでしまいました。(一説では飲み込まれる際にメーティスは様々な姿に化けて逃れたものの、蠅に変身したところを飲み込まれてしまったともされる。)
こうしてメーティスの存在は失われるも、ゼウスはメーティスと同化したことで知恵の神としても信仰されるようになったと言われています。

 

実はこのメティス、4大小惑星のひとつパラスとも関係性があります。パラスはギリシャ神話のアテナの呼称であるパラス・アテナにちなんで命名されました。アテナはメティスの娘で、水に変身したメーティスが身籠っていた子です。胎児はゼウスの頭部へ移って生きていました。やがて子が生まれる月になると、ゼウスは頭痛に耐えかね、斧で頭を叩き割るように命じます。すると、中からすでに成人し甲冑で完全に武装した女神が飛び出してきました。この飛び出してきた女神こそがアテナです。

パラスの知恵という意味はどこから来てるのかなと思っていたのですが、こういった背景も影響しているのかもしれません。

 

※画像はイメージです

 

 

話を戻して、メティスはギリシア神話の知の神の象徴であり、知恵、アドバイザーという意味があります。

小惑星ナンバーは9。9ハウスの意味と近いものを感じますし、「9」という数字そのものも知恵や真理という意味があるそうです。

 

 

私のホロスコープではメティスは山羊座の2ハウスにあります。特に天体とアスペクトをとっているわけではありませんが、火星とメティスのミッドポイントが太陽やMCに接触していたり、水星と天王星のミッドポイントにメティスが接触していたりするので、「あぁしてみたら?」「こうしてみたら?」みたいな話し方になりやすいのかなと思います。友人に意外とアドバイザー的なことが向いてるかもしれないと言われたことがあるので、この影響もあるのかもしれません。アドバイス出来るほどの知識を持っているわけではないので実際のところはわかりませんが、うまく活かせれば仕事の仕方を変えられそうですねにやり(単純)

 

 

 

メーティスは知性の神ですし、9ハウスであれば知識が豊富だったりするでしょうし、1ハウスであれば自分のことを説明することが上手なのではないでしょうか。

MCと重なっていたりすればやはりアドバイザーとして仕事に活かせたりするのだろうと思います。水星とアスペクトをとっていれば説明が上手だったりするのでしょう。

 

 

小惑星のホロスコープはアストロディーンストで出せます指差し

 

 

 

参考リンク:Wikipedia(小惑星メティス ギリシア神話メーティスVanilla's Vanity Fair ピクシブ百科事典 メーティス