土星と海王星のアスペクト | 人生を謳歌する星の歩き方☆

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ホロスコープを読むにあたり、天体やサインの組み合わせだけでなく、天体同士の関係性もその人を表すのに重要となります。

それが『アスペクト』というもの。

 

重なっていたり、真逆に離れていたりとその人がその時間にその場所で生まれたからこそ見えてくる天体同士の関係性です。

 

 

で、私、この関係性を言葉で表すときに時折苦手意識を感じてしまうものがあります汗うさぎ

それが土星と海王星の関係性。

 

土星はある一定の枠組みがある天体、海王星は溶解というか広がりに境界線がない天体です。

木星も拡大や成長を表しますが、海王星ほど境目がないわけではありません。木星は土星の前にある天体ですから、境界線という認識はあるように思います。

海王星は土星を超えた先にある天体なので、際限がないという印象が強いです。

 

 

 

現実的な土星と無意識下な部分を表す海王星。真逆な性質だからこそ見えてくるアスペクトの関係性についてちょっと深掘りしてみたいと思います。

 

 

◎コンジャンクション

土星と海王星のアスペクトはよく「夢を現実化する力がある」と言われます。ロマンチストであり、努力家でもあるということです。ネイタルでこのアスペクトがあれば”○○になりたい”という夢ができたとして、そこに向かっての道筋を無意識に考えられるのでしょう。見ている先が少し先の未来だったりするので周囲からは自分よりも少し高い位置の道を歩く人という印象もあるかもしれません。芯がしっかりしていても実はナイーブな一面もあるでしょう。

トランジットでN海王星にT土星がコンジャンクションした場合は理想を現実化するにはどうすればよいかを考えやすい時期。逆にN土星にT海王星がコンジャンクションしたらしがらみから解放されたり、視野が広くなる時期。目標や目的はしっかり持っていないと、目的そのものが曖昧になりやすい時期でもあります。

 

◎セクスタイル

コンジャンクション同様夢を現実化する力があります。セクスタイルはうまく取り入れることが出来るアスペクトなので、夢を叶えるには努力が必要なことを知っている人、ともいえます。ロマンチストではありますが、小さな幸せを積み上げられる人でしょう。

 

◎スクエア

夢と現実で葛藤が起きやすいでしょう。だからこそ大きな夢を持てずに至り、挫折を味わうこともあるでしょう。どちらかと言えばコンプレックスが強くなったり自分に自信が持てなくなる印象があります。ただ、スクエアは葛藤や挫折を味わいながら成長していくアスペクトですので、遅咲きで夢を叶えられる強さを持っている人とも言えます。

トランジットでN海王星にT土星がスクエアな時は試練の時。厳しい言葉を浴びたり、志半ばで挫けそうになりやすい時期です。逆にN土星にT海王星がスクエアになると、現実逃避しやすい時期。どちらにせよ、タイミングを逃しやすい時期ではあるので、この時期で無理やりタイミングを計ろうとすると困難を極めるでしょう。

 

◎トライン

夢を現実にするというよりは、現実を理想のものにするという印象があります。

最初に夢が来るというよりは現在地を把握して計画を立てられるといった印象。根底に安定があってこそなので夢と現実の絶秒なバランスを持っている人と言えるでしょう。

トランジットでN海王星にT土星がトラインになるときは締まる時。現実化するために気を引き締める時期。逆にN土星にT海王星がトラインになるときは気を緩める時。締めすぎていた部分に幅を持たせる時期。堕落には注意が必要です。

 

◎オポジション

理想と現実でさまよいやすいです。悩むからこそ根底にあるものを変えようと努力したり、しっかりした土台作りをしようとします。スクエアでは衝撃を与えられることではっぱをかけられ成長を促すようなイメージがありますが、オポジションでは常にみられているような緊張感があるでしょう。マイナス面に気を取られがちですが、どちらも一度に手に入れようとするのではなく、順序だてて向き合うことがポイントとなるでしょう。奉仕精神が強いので、自分を顧みないような行動には注意が必要です。

 

 

トランジットも書いてみましたが、どうなんだろう…

土星は社会天体、海王星は世代天体なので、個人レベルで何かが起こるというよりは社会的にそういうことを考えやすい時期という風に読めるかもしれません。

この辺はもう少し検証していきたいところですニコニコ

 

 

ではでは、またクローバー