江合川の左岸、大畑地区にある村本旅館へ
Googleマップで見ながら行くが、集落の方から進むとグジュグジュの雪で危うく亀になるところだった
江合川の堤防を進むのが正解



こじんまりとした旅館

入口はどこかしらとまごまごしていると、中から若い主人が出てきた。まだ20代だろう

アン「あのクルマどこに停めたらいいですかね」
主人「車庫の空いてるところにどうぞ」



NDちゃん、隣の車は私が若かりし頃憧れたY32セドリックだよ

湯小屋はこのカーポートの裏



入口は二つあり、左が男湯、右が女湯
ただし今は貸切運用しているらしい
男湯は先客が使用しているので、女湯に通された



ほっ、これはまた鄙びてますね



お湯はキッシキシ
ぬるかったら湯を入れてくださいと言われたが、42度の適温



湯べりにはカルシウム由来の析出
そして三方はナイフのような尖った析出ができていて、背中を預けられない



しかし洗い場に面した湯べりは綺麗に析出を削っていて、何なら湯べりに寝転べるようになっている
ここで出たり入ったりを繰り返す
男湯に入っていたカップルがあがったようだ
しばらくすると主人が男湯の方も入ってくださいと声をかけてくれる



女湯の方から鍵を開け閉めできる扉から男湯に入れるようになっている
裸のまま移動すると





これは凄い!



このカルシウムの析出はお見事
鳴子でこれほど凄い析出は、高友旅館の黒湯くらいか

ウフウフ言いながら浸かる

こうしてお湯を堪能
風呂から上がりご主人に挨拶すると、少し待ってください、と奥からジュースを手に出てきてくれた
500円でレモンジュースまでくれるのか
いやはや、大変気持ちの良い温泉でした

これで東北勤務が決まった時に立てた目標
温泉400湯入湯
鳴子温泉50湯入湯
を達成。やればできる!

村本旅館
宮城県大崎市鳴子温泉末沢西17-3
0229-83-4055
500円
夕方まで

町有末沢源泉
ナトリウム・カルシウム-炭酸水素塩・硫酸塩泉
(低張性・中性・高温泉)
溶存物質総量2.0082g/1kg
pH6.9
泉温59.7℃
無色透明にて、微かに酸味を有し、臭気はほとんどなく、中性である
主要成分(1kg中)
ナトリウムイオン308.8mg
カルシウムイオン184.4mg
硫酸イオン391.5mg
炭酸水素イオン852.9mg
遊離二酸化炭素233.0mg

江合川を渡り、北詰をすぐに左折して堤防沿いを進む
駐車場はおよそ10台分