牧場を後にして、もう一度鳴子へ戻る
今回の旅は久しぶりに周到に準備しているのだ



江合川の左岸に湧くまつばら山荘
ここは何故か鳴子観光協会のHPから検索できないのだ
なので訪問が遅くなってしまったがどうか



敷地は温水をプシューっと撒いて融雪させている
アン「どうだいNDちゃん、温泉って気持ちいいだろう?」
ND「ヤメテ…サビル…」



綺麗な館内
娘さんだろうか、可愛らしい女性にお金を払うと温泉を詰めたペットボトルを渡される



浴槽は湯気がもうもう
あつ湯なので皆窓を開けて涼むのだが、このせいで全く湯気が切れない

私が入った時、先客が4名
洗い場に2名、湯べりに2名。いずれも先輩だ
少しスペースを開けてくれてもいいのに、皆思い思いに談笑している
半ば強引に湯べりに割り込みかけ湯をし、湯に浸かる
指先がじんじん痺れる
これは44度超えてるぞ



湯口からじゃんじゃんかけ流されている
湯は褐色。黒っぽい湯の花が大量に舞っている
いい湯ではないか

先輩たちは変わらず談笑
一人脱衣所に水分を取りに出た
出入り口は開けっぱなしで冷たい風が吹き込む
おい、戸くらい閉めたらどうだ
私は少し苛立ち、ざばんと上がり戸をピシャッと閉める

ダメだ、こんなことくらいで苛々するのは年取った証拠だぞ
思い直してこちらから先輩に話しかける
するとどうだ
鳴子の他の温泉のこと、須川温泉のこと、私の職場に知り合いがいること
皆さん人懐っこく色んな話をしてくれる
些細なことで臍を曲げてはいけない

「そうだ兄ちゃん、おーとりというドライブインの味噌ラーメン美味いから寄っていきな」
一番兄貴格の先輩に言われ、帰りしなにドライブインに立ち寄って味噌ラーメンを頼んだ


凡そダイエット中に食べてはいけないビッグサイズ
確かに美味しい。モリモリ残さず食べました
ありがとうございます

まつばら山荘
宮城県大崎市鳴子温泉久田42
0229-84-7010
500円
9:00〜16:00

銘剣の湯
ナトリウム-炭酸水素塩泉
(低張性・中性・高温泉)
溶存物質総量1.4899g/1kg
pH7.2
泉温58.0℃
薄褐色にして、濁り・味・臭気ともにほとんどなく、中性である
主要成分(1kg中)
ナトリウムイオン331.4mg
炭酸水素イオン793.3mg

最後の取り付け道は離合不可。なにより鳴子方向から来たら切り返し必須
駐車場は雪に埋もれる冬場は7〜8台分