仙台市の北、大和町に七ツ森という地域がある
お椀のような低山がポコポコ並んでいるのだが、これが意外ときつい


標高わずか300メートル余りなのだが、遂倉山以外の6山は全て直登
先週はキャンプの前に立ち寄り3山だけ登ったのだが、これも結構きつかった

今週は職場の人たちと三人で再訪
笹倉山を除き、たがら森を加えた旧七薬師掛に挑戦


だいぶ端折りますが、旧七薬師掛成功
わーいわーい

この後皆と別れ一路鳴子温泉郷へ

やってきたのは


川渡温泉・板垣旅館

去年ご主人が亡くなり、しばらく休んでいたとのこと
最近日帰り専門で息子さんが再開したのだとか

玄関で息子さんに五百円を払う


川渡らしいお茶のような緑色の濁り湯
ふむふむ

ここで地元の先輩と同浴
ひとしきり鳴子温泉について話したのだが、
「あの、ここにはもう一つ風呂があってですね」
「ほうほう」
「そこは湯の花どっさりで、まあ濃いのですよ。さっき見たら誰か入ってましたけど、機会があれば是非」
なんと板垣旅館の核心部は他にあったのか
お礼を言って早速行ってみる

丁度先客が出るところだった
先客「にいちゃん、ここは熱いぞ」
アン「ははは、望むところです」
先客「多分44度はあるな。大丈夫かにいちゃん?」
アン「ふははは心配ご無用。私は川渡の共同浴場も入れるのです」
先客「なんだそうかい」


この全く飾り気のない扉を開けると



これは見事な浴槽ではないか

透明度の高いお湯は先客の言どおり44度のあつ湯


そして見よこの湯の花を


最高だ!
これぞ温泉

最近山登りに浮気していたけど、やはり温泉は素晴らしいな

くんかくんか、スリスリ、クンカクンカ、すりすり
もう大興奮

山登った後でヘトヘトだったが、そんな疲れも吹っ飛ぶくらいの名湯に出会えたのでした

川渡温泉板垣旅館
神の湯
含硫黄-ナトリウム-炭酸水素塩・硫酸塩泉
(低張性・弱アルカリ性・高温泉)
溶存物質総量1.0021g/1kg
pH7.6
泉温49.8℃
黄色にして、濁りほとんどなく、甘みを有し、硫化水素臭をはなち、弱アルカリ性である

川渡温泉街から一本入る
駐車場は5台分