駐車場へ戻る道すがら、共同浴場の看板を発見


華報寺がぬる湯とはいえ、この日既に5つ温泉を回っていたのでいい加減のぼせていた
ま、まあ空いてたら入るか


どんつきにまだ新しい建物がある
ここが出湯温泉共同浴場

丁度上がってきた先輩がいたので中の混雑状況を尋ねると、ああ空いてるよとのこと
よし、じゃあ入るか
250円で券を買い中へ

中を見ると、なんと洗い場は三人、湯船に二人
これはほぼ満員ではないか。嘘つき
しかも皆常連さんなのだろう、わーわー話している
このアウェイ感を切り崩すためには、いつも使ってる伝家の宝刀「うわっあちっ!」を使うしかないか…しかしここもぬる湯なんだよな…


湯は40度くらい。華報寺と同じく淡い湯

仕方がないので一番リーダー格の先輩に話しかけてみよう
ア「あの、ここの湯飲めるんですかね」
先「ああ、飲めるよ」


ア「ゴクゴクゴクゴクゴク」
先「おいおい、どんなけ飲むんだい」
ア「ぷはあ、これは生き返ります」
先「わはは、酒じゃないぞ」
これで何とか仲間入り
この後は出湯温泉のこと、新潟の油田のことについて色々話を伺う

しかし新潟は東北ではない。訛りが全く違うというかほぼ聞き取れた。甲信越というが方言の分布で言うとどういう括りになるのだろう
少し調べたが、大きく「東海東山方言」といって、岐阜、愛知、長野、山梨、静岡、新潟が括られるそうだ。(阿賀野川以北は下越方言といって、東北方言に分類)

色々知らないことあるもんだ
上がり間際にもう一度湯をがぶ飲みした

出湯温泉共同浴場
新潟県阿賀野市出湯810-1
0250-62-3863
250円
6:00〜20:00

出湯新温泉
単純温泉(低張性・弱アルカリ性・温泉)
成分総計0.4372g/1kg
pH8.0
泉温40.6℃
無色澄明、無味、無臭である
湧出量74ℓ/分
主要成分(1kg中)
硫酸イオン235.0mg

出湯温泉街の中。駐車場は華報寺共同浴場と同じく温泉街の公共駐車場を推奨
30台分