クサイ…ヤメテ…
ビチョビチョの汗だくのままNDちゃんに乗り込み、一路西へ
日本海を臨む海べりに、次に目指す西方の湯がある
大きな親鸞聖人像、あれだ!
わっ!


親鸞聖人像の真正面、大門はトラロープとコーンで閉鎖されていた
もう一つ南口から入り直す


広大な敷地には、先程の親鸞聖人像と温泉施設西方の湯だけがある

ここ、


(オープン当時の新聞)
宗教と娯楽を融合した総合施設なのだ
成る程


ロビー


ゲートボール場などに続く階段



食べ物屋台処

 

エステルーム

木曽川河口にあった木曽崎温泉を彷彿とさせる昭和感
しかしオープンは1999年(平成11年)

さて、風呂へ
受付でまだ眠そうなお姉さんに500円を払い奥へ進む


広い脱衣所
こんなに大きな施設なのに客は私一人
浴室へ


一足踏み入れると強烈なクレオソートの匂い
むは、これは強烈だ
湯船は3つに分かれており



メイン浴槽であるあつ湯(44〜45度)


小ぶりの湯船、ぬる湯(42度)


そして一番端には水風呂

庭に出ると、池と並んで露天風呂があった


(草が沢山浮いていたので入らなかった)

さて、あつ湯へ


広い浴槽なので、湯口と湯尻では温度が違う
湯口に張り付いてあつ湯を堪能
鼻は全く効かなくなる
塩化物泉らしいツルツルした湯ざわり
泡付きも良い
しかし高張性の塩化物泉、すぐに茹だる


続いてぬる湯
温度の差は加水しているのだろうか
湯量豊富の証は凄い溢れ出し

そして実は一番気に入ったのが水風呂


この後は、ひたすらあつ湯と水風呂の交互浴で西方の湯を満喫した

冒頭貼ったオープン当時の新聞には、色んな人のお祝いが載っているが、


大洗にある寺の住職さん
「西方の 湯とカラオケの のどけさや
越後の里に 早 福寿草」
ほう、私もこんな歌をさらさら詠めるようになりたい
すぐに触発されるアンプさん、股間の金魚ちゃんを見て一句

「西方の 湯にあたりけり ところてん」


そう、後に令和の俳聖と呼ばれるアンプ芭蕉の誕生である(すいません)


最後にこの写真を


聖人のエネルギーを頂いて更に安全運転に励みましょう。南無阿弥陀

西方の湯
新潟県胎内市中村浜2-29
0254-45-2550
500円
10:00〜20:00
火曜定休日

N12-1号泉
JX石油中条油業所が水溶性天然ガスを採掘しており、ガスを分離した鹹(かん)水を温泉施設に供給している。西方の湯もその供給を受けている
天然ガス田ってどこにあるんだろうとGoogleマップで探してみると


ちょっと待って!めっちゃあるんですけど
西方の湯の近くだけでそれらしき施設が3つあった


(中条油業所HPより)
なんとこの辺り一帯がガス田なのか
これは凄い!

あ、泉質書かないと(汗)
ナトリウム-塩化物強塩泉
(高張性・弱アルカリ性・高温泉)
成分総計26.124g/1kg
pH7.7
泉温78.9℃
微褐色澄明、微薬品、弱油臭であり、強塩味を有する
主要成分(1kg中)
ナトリウムイオン10,300mg
カリウムイオン118.8mg
アンモニウムイオン169.7mg
マグネシウムイオン57.3mg
カルシウムイオン200.5mg
塩化物イオン14,240mg
臭化物イオン109.5mg
ヨウ化物イオン69.4mg
炭酸水素イオン2,246mg

R113沿い。道は良いが交通量若干多く流れも早いので進入は気をつけて
駐車場は堂々の100台