アブ虎を討ち取ると、さしもの景虎軍も総崩れ
a-m-p軍は追撃戦に移行する
自慢の騎馬隊が撤退する景虎軍の殿を捉え、激しい白兵戦が展開される

そんな中、アンプは僅かな手兵を従え、雲母神社のある小高い丘に進んだ
丘の頂上には一軒の温泉宿


そう、雲母温泉寿荘
先程討った敵将アブ虎の息女が住むという

上関共同浴場から上がってまだ幾ばくも経っていない。大汗をかきながら二階に登り、息女の住む奥の間へ進む


ここだ
守兵はいない。恐らく全て逃げ散ってしまったのだろう

ガラガラ
引き戸を引く


絶世の美女ではないか
ア「安心せい、命は取らぬ」
女「………」
ア「儂の側室になれい!」
にじり寄るアンプ
アンプよ、一体何人分の人生を送れば気が済むのだ。離婚は忍耐力の欠如、再婚は記憶力の低下
と、その時

突然の落雷に驚いた馬が暴れ、アンプは落馬
背中をしたたか打ちつけた


(落馬現場。大変滑りやすい)
馬に乗ったまま建物に入ったのか?
よくわからなくなってきたのでこの辺でやめる

なんと、湯べりに寝ようとしたら滑って背中をそのへりに打ちつけてしまったのだ
悶絶しながらそのまま湯船に転落
しかも悪いことは重なるもので、手にはクイック交換サービスで直ったばかりのiPhoneちゃんを握りしめたまま湯船に沈んでしまった。はわわ!

一生懸命拭く。今のところ故障しなかったっぽい
今は布団に寝転がってこのブログを書いているが、体を捻ると息ができなくなるほど痛む
さて、


四角い湯船の真ん中にヘソのような穴がある。これが湯口
源泉は90度を超える熱湯のため、加水しているとのこと。湯温は適温42度


しかし見事な溢れ出しよ

上関共同浴場で見たような湯の花はなかった
うっすら石膏の匂い

その後傷んだ背中を治すために家族風呂へ


小さいでんな


湯口。硫酸塩の析出で老獅子に見える

雲母温泉の平定は終わったかに見えた、が
むかで衆「荒川の対岸に新たな軍勢です!」
アンプ「え?まだ続くの?」
安心せよアンプ、一晩寝たら飽きている

寿荘
新潟県岩船郡関川村上関669
0254-64-1130
500円
13:00〜21:00

雲母2号(金子)
ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉
(低張性・中性・高温泉)
成分総計2.685g/1kg
pH7.4
泉温85.6℃
無色、澄明で、微弱塩味、微弱硫化水素臭を呈する
主要成分(1kg中)
ナトリウムイオン781.4mg
塩素イオン1,033mg
硫酸イオン462.0mg
炭酸水素イオン111.8mg

R113から一本入る
取付道は中腹の駐車場のところで傾斜が変換、シャコタン殺しなので斜め進入&微速前進でサスが沈み込まないよう注意
駐車場は10台分ほど