二百名山のひとつ、栗駒山の北麓には大量の湯が湧いている。この辺りを須川と呼ぶが、恐らく酸っぱい川から転じたのだろう

岩手県と秋田県の県境があり、岩手県側には須川高原温泉、そして秋田県側には本日の宿である須川温泉栗駒山荘がある
どちらも源泉は同じで、今は須川高原温泉から引湯しているとのこと


15時きっかりに到着。生憎の天気

チェックインを済ませたら早速風呂へ
既に館内は香ばしい硫化水素の匂い


(ネットより)
ガラスが嵌め込まれた内湯
6,000リットルの湧出量を誇るだけあって、源泉がじゃんじゃんかけ流されている

そして名物の露天風呂


(ネットより)
まだ日帰りの時間なのでたくさんの人で賑わっている。湯べりに座り込む人、洗い場で柔軟体操をする人、きっと栗駒山登った後なんだろうな

私は排水口が両脇にあるのを目ざとく見つけ、トド寝開始。隙あらばトド寝


(こんな感じ)

こうして1時間たっぷり湯と戯れる
30分休憩して


(こんな感じ)
今度はこっちでトド寝
晩御飯までひたすら湯に入っていた


晩御飯の写真は一枚だけ
山の中なのに手が込んでいて美味しかった
ビールが回る回る

ご飯の後、本日最後の入浴

(ネットより)
一人露天風呂に入っていると、突然源泉の投入量が増えた。増えたというか気が狂ったくらいの量。湯口が壊れたのかと思ったが、湯温が下がってきたので投入量を増やしたとのこと
みるみる湯温が上がっていき、44度のあつ湯に
素晴らしい

湯から上がる。3時間たっぷり入浴したので流石に疲れ果て、そのまま寝入ってしまった

ここは夜通し風呂に入れず、夜中に一度湯を抜いて換水する。そして4時から入れるようになるのだが、


勿論4時から入浴。ガスが出て眺望はきかないが、朝の冷涼な風が気持ち良い
沢山の岩ツバメが飛んでいる。雨が上がったから虫が一斉に飛びはじめたのだろう

結局4時間入ってあちこちカサカサに
栗駒山荘、噂に違わぬ名湯でした

栗駒山荘
秋田県雄勝郡東成瀬村椿川 字仁郷山国有林
0182-47-5111
750円
10:00〜16:30

仙人温泉
酸性・含鉄(Ⅱ)・硫黄-ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉
(低張性・酸性・高温泉)
成分総計2.683g/1kg
pH2.2
泉温48℃
主要成分(1kg中)
ナトリウムイオン166.0mg
カルシウムイオン133.0mg
鉄(Ⅱ)イオン3.4mg
鉄(Ⅲ)イオン25.5mg
塩素イオン386.9mg
硫酸イオン907.1mg
硫酸水素イオン606.7mg
遊離二酸化炭素692.9mg

宮城県側、R398から県282の方が道は良い。岩手県側のR342は道幅狭し

駐車場は40台分ほど