杣温泉旅館に向かうもお休みの模様
結構山の中走ったんだけどなあ
このままでは帰れない、という訳で最寄りの駅にある温泉施設、クウィンス森吉へ

秋田内陸線という鉄道の阿仁前田温泉駅
結構立派

この駅、改札の隣に何故か温泉がある
サービスエリアに温泉、というのは親和性があると思います。道の駅も然り
でも、駅ってどうなんだろう

受付でお金を払う
お兄さんに名前の由来を聞いたが、「さあ、わかりませんね」
こんな名前なんだから勉強しておき給え
クウィンスとはマルメロの木のことらしい
(ネットより)
ほう、なんか実がなってるぞ
国内での生産量は長野県が圧倒的に多く90%以上の割合を占めるらしい。秋田県はわずか1%
その1%がこの地に集中してるのかしら

さて、早速お風呂へ


広い浴室
大きい湯船と小さい半円の湯船
生憎故障中だったが、露天風呂もある

きつい塩素の匂いは大きい方の湯船か


かけ流しの循環風呂という掲示があったが、今は完全に白湯の模様
溢れ出しもなかった
写真はおそらく以前源泉を投入していた口
成分で黒く染まっている

ここの白眉は半円の源泉掛け流し風呂


褐色の湯は43度のやや熱


溢れ出しも凄い
湯の中は細かい赤黒い湯の花が大量に舞っている
ペロリ、うへえしょっぱい!
これは強力な塩化物泉
しかし湯ざわりはキシキシ

出たり入ったりを繰り返す。茹だる体を冷ますために露天風呂エリアに逃げる

これが駅併設の温泉なのか
恐るべき実力の持ち主
再び思う。駅を降りた旅人がこの湯に入ったらしばらく動けないのではないか
はっ!そして駅の周りの店で生ビールなんか飲んだりするのか。経済効果!
まさにクウィンス、さすがマルメロ

ふふふ、合点がいきました(ほんまか)


クウィンス森吉
秋田県北秋田市小又堂ノ下21-2
0186-60-7000
400円
9:00〜21:00

阿仁前田温泉
ナトリウム・カルシウム-塩化物泉
(高張性・中性・高温泉)
成分総計18.1416g/1kg
pH7.8
泉温53.1℃
主要成分(1kg当たり)
ナトリウムイオン3,881mg
カルシウムイオン2,716mg
塩素イオン9,777mg

県道309から駅前の通りへ。不安なし
駐車場は駅前に30台程度