小安峡から最短ルートは冬季閉鎖中
一度戻って県道307から勝手知ったる県道51号へ
この道は温泉ストリート
川原毛大湯滝、ほほえみの郷観音湯もこの道沿いだ

綺麗に除雪されているが、雪の高さは2メートルくらいある
クルマがたくさん停まっている。スキーで山の奥へ行くのだろうか

山が開けて小さな集落に出た
これが泥湯温泉
今は二件の宿が営業している

本日の宿は奥山旅館
夏に来た時は大盛況だったが、今日は私ともう一組だけ
冬季は自慢の大露天風呂が休止しているのと、アクセスがやはり厳しいので人気薄なのだろうか

部屋は最近しかえられたのだろう。とても綺麗
さあ早速風呂へ

脱衣所から入ったところには内湯
もうもうと湯気がこもっているが、この時の外気温マイナス6度
湯気が切れない
香ばしい硫黄の匂いがする
湯温は43〜4度、結構熱め
口に含むとアルミの収斂味
さて、川沿いにある混浴露天風呂へ

写真手前が川沿いのめっちゃ熱い方
奥が女湯出口付近の熱い方
外気に曝されても46〜7度はあるのではないか

苦悶の表情で湯を堪能
それでも湯尻が精一杯
雪がちらつく中、川に落ちぬよう気をつけながらタコ踊り

泥湯の名にふさわしい泥の紋様

同宿になった人と色々話す
どういう経緯かカヌーの話になり、野田知佑や高知の仁淀川、三重県の熊野川に話が及ぶ
まさか秋田の山奥で高知や熊野の話になるとはね

さて、翌朝泥湯の町を散策

雪に埋まる大露天風呂

人の気配がない

町外れの地獄では盛大な噴気

寂しさを隠し切れない泥湯温泉だが、
静かな山のいで湯をこれからも守ってください

奥山旅館
秋田県湯沢市高松泥湯沢25
0183-79-3021

天狗の湯
酸性-鉄(Ⅱ)-硫酸塩泉
(低張性・酸性・高温泉)
蒸発残留物1.170g/1kg
pH2.48
泉温67.5℃

県道51号線は天候さえ良ければFR2駆でも大丈夫
ただし雪が降ったら厳しいだろうな
駐車場は除雪されたところでおよそ10台分