結構良いペースで走るHSさんについていく
すると、田畑の中に看板が見えてきた
この看板を曲がる。ナビで入れるととんでもない林道に案内されて大変ですよとのこと
ここからしばらく山道を走ると、いきなり視界が開ける
思っていたより随分立派な建物
ここは以前個人で温泉宿を営んでいたのだが、ご高齢になり手放すところを皆で買い取り、株式会社ほほえみの郷観音湯という名前で再スタートを切ったのだとか

こんにちは、今週も来てしまいました
あの、HSさん、茨城の方ですよね。毎週きてるのですか…
休憩所には立派なカラオケのセットがあった

さて、風呂へ
風呂は内風呂だけで、恐らく後で男女に分けたような佇まいの浴槽がある
仕切りで二つに分けられており、手前は熱め、奥はぬるめにしているそうだが、我々が訪れた日はどちらもぬるめの41度といったところ
底に湯口があり、そこから大量掛け流し
(すごいー!)

実はここ、中山平に匹敵するうなぎ湯なんですよ
ほう、どれどれ
早速チャプチャプタイム
ぬわ!これはすごい!HSさんこれは凄いですよ!
でしょう?ふふふ
二人でチャプチャプうふふ、チャプチャプうふふを繰り返す
はたから見ればまさか2時間前に知り合ったとは思うまい

後で成分表を見ると炭酸イオンが127mg/1kgというとんでもないうなぎ湯だった
うなぎ湯で名高い中山平の啄琇が99.1mg/1kg
勿論この他にもヌルヌル要素はあるが、この数値だけでも極上のうなぎ湯ということが十分わかる
ここでも二人で温泉談義
良い湯は人を繋ぐ

ここでHSさんとはお別れ
私は泥湯温泉へ、HSさんは一路大館を目指す


HSさん、良い湯を教えて頂きありがとうございます。また東鳴子の焼肉屋でお会いしましょう

ほほえみの郷観音湯
秋田県湯沢市高松字大日台48
0183-79-2646
500円
9:00〜16:00

含硫黄-ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉
(低張性・アルカリ性・高温泉)
成分総計1.170g/1kg
pH9.4
泉温96.8℃
※炭酸イオン127mg/1kg
メタけい酸514.3mg/1kg

県道51号線から二キロほど山道を走る
それほど荒れていない
近くにはじゅんさいの故郷じゅんさい沼があります