蔵王の帰り、遠刈田の温泉街を通る
汗かいたし、一風呂浴びて帰ろう

たまや旅館は遠刈田温泉街のメインストリートに面した小さな宿
以前入った寿の湯の向かいにある
「うちの風呂に入ったら他のところには入れなくなるわよ」
自信満々の女将さん
どうでしょうか、いざ入らん
浴室は綺麗に掃除されており、引き戸を開くとドドーンと浴槽が目に飛び込んできた
おお、灰色の湯だ
確か遠刈田の湯は褐色じゃなかったっけか
湯口から大量の湯がかけ流されている
成分表を読むと、熱いので地下水で加水しているとのこと
それにしても盛大にかけ流されていて気持ちがいい
浴室ははっきりとした土気臭と金気臭が混じった匂い

体を洗いいざ入らん!うわぁ熱い!
日焼けした顔はヒリヒリと痛い。スネもじんじん痺れる
すべすべとした感触は悪くないが、いかんせん熱すぎて出たり入ったりを繰り返す
一緒になったおじさん、熱くて入れなさそうなのでホースで加水どうぞと勧める
命綱のようにホースを握り締めながら入るおじさん、あつ湯入浴法を伝授するもあっという間にタコ踊り
ああ楽しや

たまや旅館
宮城県刈田郡蔵王町遠刈田温泉本町21
0224-34-2316
500円
10:00〜15:00

ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉
(低張性・中性・高温泉)
成分総量2.2319g/1kg
pH6.9
泉温70℃

道は遠刈田のメインストリートで不安なし
駐車場は旅館の隣に5台分、満車なら町中央の無料駐車場へ