さあ、年末年始休暇のメインディッシュ
浅間山の稜線沿いにある高峰温泉
去年のGW、立ち寄り湯で訪れたことはあったのだが、名物の「雲上の露天風呂」には宿泊しないと入れないのだ
チェリーパークラインという名前の付いた道路を登っていく
ヘアピンはつるんつるん
アサマ2000パークスキー場の#5駐車場に車を停め、そこからは宿の雪上車で向かう
とても綺麗な宿
ガンタンクみたいなハイエースにも乗ってみたかった
さて、露天風呂は18時までしかやっていない
なのでチェックインして即露天風呂だ!
まずは露天風呂への通路に脱衣カゴが並べられている
これで男女4人づつに制限
勝手口を出て70mほど歩くと
目当ての野天風呂
外は-4℃
気合でスッポンポン
濃いガスのせいで眺望絶佳とはいかず
湯船は4人サイズ
と言っても4人入ると身動きが取れず、オイルサーディンの缶詰みたいな状態になるが…
湯は単純硫黄泉か、明瞭なおこげ臭
ここの源泉は36℃、熱交換器で40℃くらいに加温している
風が強く、時々吹き付ける突風は周りの木の枝に張り付いた氷を振り落としていく。痛い痛い
結局18時までに3回、1時間半入った
夕食の後、3代目の高峰温泉秘話
御歳89
1時間お話を伺ったのだけど、要約すると、初代の祖父が源泉を見つけ、二代目の父が宿を始めたけど火事で丸焼けになり、三代目が今の場所まで引湯して再興して今に至る。なんでも新しい源泉を掘削中なんだとか
これはまた高峰温泉が好きになりました
内湯もすごい
ここは湯温に気を遣っていて、二階の高峰の湯は左が38℃、右が41℃
ぬる湯にゆっくり浸かるためにこの温度設定
一階のランプの湯は左が35℃、右が42℃
こちらは交互浴のための温度設定
この拘り、ドの付く変態です
(めっちゃ褒めてます)
楽しい時間はあっという間に過ぎて、また雪上車で駐車場まで向かう。宿の人たちは我々が見えなくなるまで手を振ってくれる
山に登るわけではないけど、やっぱり弁当頼んでしまった
噂通りの名湯&名宿高峰温泉
興味のある方は是非
高峰温泉
長野県小諸市菱平704−1
0267-25-2000
含硫黄-カルシウム・ナトリウム-硫酸塩・炭酸水素塩泉(硫化水素型)
(低張性・中性・温泉)
成分総量2.1g/1kg
pH6.7
泉温36℃
湧出量50ℓ/分
冬場はスタッドレス又はチェーンの用意を
雪のない時期は宿まで直接クルマで行けるが、未舗装部分があるので極端に車高の低い車は注意