群馬に戻ると、久しぶりに赤城温泉郷に行ってみようと思いたつ
赤城温泉は関東屈指の土系温泉、以前行った時はその析出と鉄錆の味に驚いた
あれから土系温泉のメッカ関西に転勤し、あちこちの湯を巡った身にとって、赤城温泉はどのように映るのだろうか
I市から見た赤城山
上毛かるたに「裾野は長し赤城山」と読まれる通り、立派な山容どすなあ
赤城温泉ホテルは赤城温泉郷の中で一番立派なホテル
10:30、一番風呂争いは特技である靴下先脱ぎフライングで見事ゲット
おー、相変わらず凄い析出ですな
尻を洗うのももどかしく湯に浸かる
クンクン、錆び臭が鼻いっぱいに広がる
吐出口から湯を掬って飲む。ん?それほど鉄の味はしないし、塩気もほぼない
後で知るが低張性とのこと
この見事な析出と細かい粉のような湯の華で濁ってる湯で低張性なのか。温泉というのは面白いな
内湯は42〜3℃でやや熱め
露天は内湯を引いているので40℃を下回るくらいの温度
この交互浴が気持ちいい
じゃんじゃん源泉投入する吐出口のそばで、宝塚にある名湯宝乃湯を思い出す
あちらは海水由来の激辛有馬系温泉なので全く異なるタイプなのだが、析出だけはよく似ている
きっとお互いカルシウムだか何かが豊富でこうなるのだろうと得意の早合点で深く頷くのであった
赤城温泉赤城温泉ホテル
群馬県前橋市苗ヶ島町2031
027-283-2619
カルシウム・マグネシウム・ナトリウム-炭酸水素塩泉
(低張性・中性・高温泉)
成分総量3.1g/1kg
pH6.48
泉温42.9℃
湧出量31.1ℓ/分