那智勝浦はこれまで何度か訪問している
しかし彼の地の代名詞であるホテル浦島には一度も行っていなかった
20年以上前に行ったきりだが、当時は大きいけれど管理がずさんな印象
さて今回はどうか
晩御飯もバイキングというのはおじさんひとり旅にはハードルが高すぎる
「ママあのおじさん一人で食べてるよ」「唐揚げばっかり食べてるよ」「シッよっちゃん静かにしなさい」
こんなん聞こえてきたら声出して泣くね。別に好きで一人じゃないんだから
で、初日は行かなかった
疲れてたのを押してまで行く気にならなかった
翌朝
床の茶色いテープをたどると、一番有名な洞窟温泉、忘帰洞へ
これはたまりませんな!
(写真はHPより)
写真の手前左があつ湯(42〜3℃)
写真の奥、三角の開口部にある湯がぬる湯(40℃前後)
鮮度はあつ湯の方が上。人も少ないし眺めも良いし
私はずっとあつ湯に浸かってた
那須湯本と彷彿とさせる硫化水素臭
消毒はしているのだろうが、循環なしの掛け流し
しかも投入量も結構多い
湯の花もたくさん舞っている
思わず声が出た
しかもこの湯を太平洋の波しぶき舞う洞窟風呂に仕立ててるのだから、それは人気出るよね
お見それしました
ホテル浦島
和歌山県東牟婁郡那智勝浦町勝浦1165-2
0735-52-1011
含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物泉
(低張性・中性・高温泉)
成分総量6.86g/1kg
pH6.6
泉温51.5℃
湧出量574ℓ/分(動力揚湯)
さて、勝浦から那智の滝(青岸渡寺)へ向かう
途中有名な野湯、岩鼻のステンレス流し台の湯へ
流石に尻は出せなかったので、頭からかぶる
おーすごいたまご臭
推定75ℓ/分は出ているだろうか、これは本当に勿体無い
周りには、アビルマンに用いたとおぼしき湯桶や椅子が散乱していた