こんにちは!

 

夫婦で迎える産前産後メンタルサポートの

片岡かおりです。

 

いつもブログをご覧いただき

ありがとうございます。

 

助産師仲間と取り組んだ「いのちの学習」

生まれる前にお母さんのお腹の中に

いた記憶がありますか?

 

赤ちゃんだった時に

みんなお母さんの子宮の中で

安心して生まれるのを

待っていたんですよね。

 

 

 

以前、小学校に依頼されて「いのちの学習」

に助産師として授業に参加していました。

 

 

3年生を対象に

いのちの始まりから生まれるまでを

 

赤ちゃんの人形や子宮の模型を

使って説明したり、

出産の寸劇をしました。

 

妊婦役と助産師役の演技に迫力があって

子ども達や先生に好評でした。

 

本当の妊婦さんのお腹を触らせてもらうとき

 

子ども達は、こわごわびっくりしながら

 

やさしく小さな手をお腹にあて、

顔をほころばせていました。

 

 

授業の中の体験ブースに、

 

「子宮の中を体験してみよう!」

というコーナーがありました。

 

子宮の体験用模型は

子宮の形をした大きな袋状の布製で

中にはフワフワした綿が入っています。

 

子どもが一人やっと入るぐらいの大きさです。

 

出口は子宮口のように閉じていて、

そこにはゴムが入っています。

 

袋の中から体を出すときに

頭や体をしめつけるような

生まれてくる感覚を体験できるように

作られています。

 

 

子宮の中にずっと入っていたかった~

 

子宮体験は子ども達に大人気で、

クラスのほとんどの子が

中に入りたがりました。

 

子宮の中に入った子ども達の反応が

とてもおもしろくて

私は、その体験授業が楽しみでした。

 

「フワフワして気持ちいい~」

 

「このまま、ここで寝てもいい?」

 

「温泉に入っているみたい」

 

「外の音が遠くに聞こえる」

 

「狭くて暗いけど落ち着くなぁ」

 

「お母さんのお腹の中はこんな感じなんだ」

 

 

 

「子宮の中がすごく気持ちよくて

ずっ~と中に入っていたかったなぁ」

 

多くの子ども達の感想でした。

 

 

「子宮から出てくる時には、

赤ちゃんが生まれてくるように

手を使わずに頭から出てきて。」

 

とお願いして、生まれる疑似体験をしてもらいました。

 

 

「頭を出すとき窮屈やった。」

 

「頭が出たあと首がしまってしんどかった。」

 

「手を使わずに出てくるなんて、赤ちゃんはすごいなぁ」

 

「外に出れたときホッとした。」

 

「急に明るくなってまぶしかった。」

 

「赤ちゃんを産むとき、お母さんはすごく苦しいけど

赤ちゃんも苦しいんだね。」

 

 

生まれる体験をしたあとは、

 

子ども達は目をキラキラさせながら

感想を話してくれました。

 

 

赤ちゃんにとって子宮の中は


全てを受け入れてくれる

安心して身をゆだねることのできるところ

 

それが子宮であり、お母さんなんだよ。

 

 

生まれるときには

 

お母さんが頑張ってくれたけど

 

自分も生まれようと頑張ったから

 

今ちゃんとここにいるんだよ。

 

 

お母さんやお父さん、

自分を育ててくれた人達に

 

「ありがとう」の感謝の気持ちを伝えたと

子ども達の感想文に書いてありました。

 

 

 

 

赤ちゃんは、子ども達と同じように

お母さんに包み込まれる感覚が大好きです。

 

お母さんが抱っこしてくれたら、

それだけで安心できて幸せになれるのです。

 

ただ、それだけでいいのです。

 

子ども達からそんなことを教えてもらえた授業でした。

 

 

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

 

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