今日は、ドイツの運転免許証の切り替えの手続きをして来ました。
わたしが日本の運転免許証をドイツの運転免許証に書き換えたのは、
遥か昔、もう25年くらい前。
一度、結婚して苗字が変わったので
それを書き換えたのですが、その時は
ドイツには免許証の有効期限というものが存在しませんでした。
ちょっと前から、有効期限があると聞いてはいたものの、
わたしには関係ないわ、くらいに思っていました。
・・・・が、先日、日本人の友人宅に遊びに行った時に
彼女は免許を有効期限有りのものに書き換えたと聞き、
ちゃんとやっておかないと、運転免許証自体が無効になる、と
言われ、慌てて、手続きしました。
彼女がすでに経験していて、
やり方を説明してくれたので、
役所の免許証関係のところのインターネットサイトから
申し込みフォームをダウンロードして
必要事項を書いて、
免許証や滞在許可証のコピーをとって、
証明写真を撮って、
インターネットサイトで予約をして、
今朝、役所に行って来ました。
免許証切り替えと言っても、
その場で新しい免許証がもらえる訳ではなく、
一度ベルリンに送られて、そこから郵送されるので、
約3週間かかるらしい。
新しい免許証が来たら、古いものは
「思い出としてとっておいていいですよ」とのこと。
切り替えにあたっては、
講習もテストもなし。
ただ、お金がかかりましたけど。
31ユーロ59セント。
代金も、その場で払うのではなく、
請求書を渡してくれるので、
2週間以内に銀行振り込みするように言われました。
免許証課って初めていく場所だったし
迷った時の為に早目に行ったら、
わたし以外に用事を済ませたい人は誰もおらず、
なんと、予約の時間の5分前には
手続きが終わって、建物の外に出ていました。
手続きに行って、言われたことは
「あなたの免許証書き換えの順番は来年だけど、
今日しますか?」でした。
順番なんてあったんだ!
でも、来年まで待っても、
お知らせとか来ないそうなので、
書類も写真も揃っているし、
今日済ませて来ましたよ。
次は、15年後に更新だそうです。
15年後、わたしはまだ生きているのだろうか。
そういう疑問が過りましたけど、
きっと生きているでしょう。
まだ車を運転しているかどうかは分かりませんが。
でも、わたしの両親、80歳以上ですが
まだ車運転しているしな、わたしだって、きっと
まだ車運転しているかな。
ちなみに、わたしの人質に取られた
日本の運転免許証はまだ戻って来ていません。
何もアクションも起こしていませんし、
このまま人質に取られたままだと思います。
そもそも、人質に取られた役所のある町とは違う町に引っ越したし。
日本でもし車を運転する時は、
ドイツの運転免許証をJAFで日本語に翻訳してもらったものと
実際のドイツの運転免許証を携帯していたら運転が出来るので
日本の免許証はなくても問題ないです。
(これは国によって条件が違うみたいです)
今回、新しい運転免許証が来たら、
またJAFで翻訳してもらう必要が出て来ますが、
今って、オンラインで申請できるみたいです。
便利になったもんだなー。
うちの旦那世代はもしかしてまだ紙の運転免許証を
持っている人がいるかもしれません。
旦那は、アメリカ旅行の時に国際免許証を申請して
その時に、期限つきの免許証に切り替えられましたので
紙の免許証は「思い出の品」となっています。
期限のついていない運転免許証といい、
期限付きだけど、15年間有効の運転免許証といい、
日本ももうちょっとドイツみたいに緩くなったら、
皆さん、楽になりますよね。
そうしたら、免許センターに閑古鳥が鳴くんじゃない?