山響317定演 | 羽前日記

羽前日記

男も女もすなるブログといふものを、われもしてみむとて、するなり。

帰するところ、わが余生を若者応援団として過ごしたい、そのために老化をなるべく遅らせて、との想いが強い。

西濱専務理事が進行するプレ・コンサート・トークは、いつも楽しい。

指揮の藤岡幸夫とは、関西フィル以来26年の付き合いだ、という。

まずは、哀愁感あり熱狂的な躍動感ありの、メキシコの現代音楽。

 

2曲目は、ヤブロンスキーが、アンコールも併せて超絶技巧を披露した。

 

メインのR.V.Williamsの第5番は、シベリウスに献呈されたもので、第二次世界大戦の真っ最中に初演されて、聴く者の涙を誘ったという。

「恨み辛みなし、深い祈りと優しさで『大丈夫だよ』と心を安める」静かな曲で、「戦争への怒りを表す激しさでは、ショスタコヴィッチと真逆だ」と、藤岡が。

 

サインをする二人でした。