山響新進の二人がソリストです。
まず常盤絋生が、12種類の打楽器を打ちまわしました。
定演には珍しい趣向で、満場、興味津々。
続いて知久翔のフルートは、様々な楽器との対話がスリリングでした。
メインは、シベリウス。
19世紀初頭から始まったロシアの圧政に対する抗議の曲、と見られます。
指揮はヘルシンキ生まれのオッコ・カム。
以前にも共演していますが、カラヤン国際コンクールの優勝経験者らしく、堅実にして安定した指揮ぶりでした。
チェロの邢広京さんが3月で定年退任だそうです。
2003年10月の国文祭でゴスペルを合唱した時に、親しく指導してもらいましたっけ。
オッコ・カムの息子さんが、映像ディレクターで同行しており、プレ・トークで紹介されて、一緒に鑑賞しました。
前列の女性が、演奏中に、プログラムをめくる、首を振る、、、。気になって、気になって。
格段に進化した山響を聴く我々も、世界的なレベルへと!
ジジィの戯言でしょうか?