堂々たる指揮の村川千秋先生 | 羽前日記

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男も女もすなるブログといふものを、われもしてみむとて、するなり。

帰するところ、わが余生を若者応援団として過ごしたい、そのために老化をなるべく遅らせて、との想いが強い。



「90歳を迎える巨匠村川千秋のシベリウス」コンサートがやまぎん県民ホールで開かれました。


前半は、辻彩奈をソリストに、ヴィヴァルディの「四季」。


村川さん主宰のキラキラ会で、そしてその修了生で組織するCHAMBER STRINGSの定番曲でした。懐かしく楽しく聴き入りました。


後半は、厳しくも美しい自然環境が山形と似ていると言って大好きなフィンランドを訪れて研鑽した村川さんが、シベリウスの代表曲の指揮に思いの丈を込めました。

そして。


万雷の拍手の中、花束が贈呈され、「卒寿」が祝われました。


山形にクラシックの種を撒き、創設して50年になる山響を指揮した90歳の村川さん。

忘れられない、感激のコンサートになりました。


腰が痛い,脚が痺れるなんてこぼしているとバチが当たりそうです。恐れ入りました。

(カーテンコール時の撮影許可が出されていました)