長岡弘樹先生35年ぶりに会えるかも、と勇んで聴講しました。漫画が大好きで映画を見続けた少年時代だった。「映画日記」が高じて物書きを意識するようになったのは大学からだ、と。驚きの結末が天啓のように降りてくるのは2、3年に一度、書き込んだ何千ものネタ帳からプロットに至るプロセスを創り出すのに苦吟した、と。それにしては、ものすごい作品群だ。卓球部を中退した高校時代にあまり思い出はないと。落ち着いた真面目な生徒さんでしたよ。すぐお帰りになったとのことで、残念ながら面会が叶いませんでした。