SYに入所している叔母姉妹を訪ねました。
共に80代後半ですが、趣味のピアノや書道に勤しんでいることを楽しそうに話してくれました。
はるか数十年前のことから、お互いの家族のことやら、涙が出るほどに話に花が咲いて、2時間がアッという間でした。
思えば、西里の田舎から、16年前に89歳で他界した母に背負われて山形市の実家に着くや否や、当時小学生だったお二人が先を争って抱っこしてくれるのでした。
「Mちゃん、Mちゃん」と、それはそれはメンゴがって、大歓待なのでした。
ボクの亡母は、郡視学を務めた父親の先妻(病死)の子、叔母たちは後妻の子供で、合わせて8人の子だくさんだったのです。
妻が編んだショールと、近所の名物菓子をお土産にしました。
お二人とも「いやぁ、楽しかった」と言って送り出してくれましたが、それはこっちの言葉です。
施設の職員さんたちに見守られて快適に過ごしていることがわかって、安心して帰りました。