6月17日(水)。
口内炎が出るのは体調が悪い時だそうだ。
自宅静養と決め込んだが、暑からぬ天候がもったいなくて、午前いっぱいは家庭菜園で土や野菜と仲良くした。
午後は目をしょぼつかせながら、日本の危機管理について考える。
昨年7月に集団的自衛権行使が閣議決定された。
平和憲法が踏みにじられて、日本は一大転換点に立った。
直接攻撃を受けた時だけ反撃する日本だったのが、これからは「選んだ戦争を戦う」ことになる。
どの戦争に参加し、どの戦争に介入しないのか。
「専守防衛」に徹してきた平和日本の国民が、そんなことまで考えなければならないことになるのだ。
その判断を誤ったら日本の将来はどうなる?
5歳の時に敗戦を迎えたボクは、幼心にも戦争の悲惨さを肌身に染みて知っている。
妻の父やボクの叔父が命を失った。
繰り返すまい、あの苦しみを。
戦争は防がなければならない。
「こんなはずじゃなかった」と後悔しても、時すでに遅し。
今こそ、本気で考え、意見を言う時だ。
これから先、日本がそして世界が、どうやって平和を守っていけばいいのか。