7月1日(火)。
何たる暴挙!
60年間不戦の平和日本が、敢えて戦争を招くことになるのだ。
日本国民が戦争で人を殺したり殺されたりするのですよ。
憲法の根本たる立憲主義を真っ向から否定して、憲法を守るべき政府自体が憲法を叩き壊す。
こんなことがあってたまるか。
怒りに身体が震える。
数の暴力を根底とした身内の議論で既成事実化してしまう。
国民の声は聞こうともしない。
「閣議決定をして、そのあとに十分に説明をする」だって?
何たる詭弁!
あきれてものが言えない。
身をもって戦争のみじめさを経験した我々が、座して、60年前の軍事大国・日本に戻るのを目にしなければならないとは!
ボクは、父の弟と母の弟を、ともに戦争で失った。
妻は3歳の時に、父をガダルカナル島沖の海戦で失った。
そのあとの、母一人・子一人の生活を知っているだけに、二度とこんな悲惨な戦争があってはならないと、心の底から思っていた。
今日たまたま、文殊堂の紫陽花を観賞した。
文殊菩薩の前に。
最近、「内田樹の研究室」なるブログを読ませてもらっている。
ボクの言いたいことを代弁してくれている。
人間として、日本人として、正しいことを言っているのだ。