余韻 なお さめやらず | 羽前日記

羽前日記

男も女もすなるブログといふものを、われもしてみむとて、するなり。

帰するところ、わが余生を若者応援団として過ごしたい、そのために老化をなるべく遅らせて、との想いが強い。

3月30日(土)。

「お好み焼」をお土産に昨夕、空路帰形しました。
丸4日間も留守にして好きなことに熱中させてくれた家族に感謝です。

ボク自身にとっては、大げさに言うと、「これまで生きてきた中で最も嬉しい日々」の一つでした。
何せ、長~い「野球歴」をまとめるような「結果」が伴ったのですから。
つまり、甲子園出場を夢見た監督、部長の時代→(途中、サッカーで監督・部長として全国出場3回)2010年度に山形中央が春と夏に甲子園へ「出場」→東北絆枠で、甲子園で「勝った」、 と。

3度の甲子園応援はいずれも、空路乗り込んで、2試合は勝つつもりでホテル泊を予定していました。
宅配便で荷物を送っておいて。

次こそは「ベストエイト」を、そして・・・・。

今日は自宅で、試合のTV録画を観たり、買い占めた新聞を読んだりしています。

甲子園で、「うれしかったことども」をいくつか、忘れないうちに。

ボクが大学を出て七軒中学校に赴任し、すぐ担任をした3年3組に今野君がいました。
その子が山形中央高校に入学し(同期で3人)、卒業して、東京都に就職しました。以来、品川区役所職員として任務を全うしました。
今回、甲子園のアルプススタンドで一緒に応援しました。(3年前は応援席に入れなかったのだそうです。)
今秋には、中学校時の同期会を横浜会場で計画してくれています。

昨29日の浦学戦、奥山課長らと同席した応援席で、試合中ずっと、後ろから、「山形中央がんばれー」と、大きな声が絶えませんでした。
特大のメガホンを抱えて、立ちっぱなしの大声援です。
関西県人会の田中報道部長さんでした。
山形南高校応援団長だったそうで、甲子園にも来た、と。
黒パン先生部長の時だそうで。

周囲には、竹内総務部長さん、川邉副幹事長さんを始め、県人会の皆さんが、大阪事務所の松本所長さん、八矢観光主査さんともども、声をからして応援しておられました。
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試合後は「反省会」に誘われて、ビールとおでんをご馳走になり、20名ほどの皆さんと歓談させてもらいました。 
ありがとうございました。

ところで、校長先生の奥さまが岩国商業高校のご出身だ、と。
東京の大学を出て母校の先生を務めていたのですが、結婚のために山形に来られたんだ、と。
山形中央と岩国商業の「組合せ」は、今回の対戦よりはるか以前からあったのですね!
これ以上の奇遇ってありましょうや!
この点では、岩国商業に勝って、よかったのかどうか?

岩国商業戦のあと、手元にあったメルアドあてに、勝利の速報をしました。
すると、次々に返信をもらって・・・・。
その中から。

「テレビにかじりつき、にじり寄って・・・・、何度もバンザイをして。」
「山形も、すごい盛り上がりだ。県民みな、歓声をあげて喜んでるよ。」
「堂々たる勝ちゲームだった。元同僚の息子も兄弟で甲子園で活躍して」
「これほどの感動は最近あまりないので、年甲斐もなく気持ちが高ぶって。」
「本当に勝ったんだね。山形県の公立高校の勝利は初の快挙だよ。」
「臨場感たっぷりだろう。長生きすると、良い場面に遭遇するものだね。」
「あらためて録画を観たが、君の姿は見えなかった。次の試合は、スタンドの野球部員の近くに陣取って。」
「すばらしい勝利。山形新聞はもちろん一面で写真入りだぞ。」
「念願の一勝は山形中央高校にとって歴史に残る。その現場にあなたがいたとは・・・・うれしさ一入でしょう。」
「今朝も新聞のスポーツ欄、隅から隅まで読みながら勝利の余韻を味わっています。大阪名物のお好み焼でもしっかり食べて、強豪との3回戦を応援してください。」
「絆枠出場の意味をしっかり果たしてくれた。ありがとう。」

「うれしさ共有」のうれしさを味わって、何度も目から涙、です。お蔭さまで。