現在行っている「2017年 冬の募金キャンペーン」(~2018年1月31)に、山友会クリニックボランティア医師としてもご協力いただいている、本田徹さん(認定NPO法人 シェア=国際保健協力市民の会 代表理事・浅草病院 医師)より応援メッセージを頂きました!
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『さけ目』におちた人々の同胞として
日本国憲法第25条にある、
「すべての国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」
という、生活権、健康権を保障した条文は、この国に住むすべての人びとにとって大切な宝です。
いまや世界中で、この普遍的な人権原理が、UHC(ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ)という名で、人類共通の価値として認められるようになっています。
※UHC(ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ)…すべての人が、適切な健康増進、予防、治療、機能回復に関するサービスを、支払い可能な費用で受けられること
出典:JICA(独立行政法人 国際協力機構)Webサイト…https://www.jica.go.jp/aboutoda/sdgs/UHC.html
2015年の国連総会では、UHCを含む開発の目標が、192カ国の賛成を得て、決議されました。
一方では、実質的に排除され憲法25条の保護の埒外に追いやられている方々が、この国にはまだ大勢いらっしゃることも厳然たる事実です。
山友会の過去30余年にわたる地道な活動は、いわば草の根のレベルで、こうした憲法25条から締め出され、『さけ目』におちた人びとに、同胞として、温かい支援の手を差し伸べるものでした。
※無料診療所「山友会クリニック」の診察風景
のべ11万人に及ぶ山友会の完全無料診療活動は、その営々たる努力を如実に物語るものです。
※無料診療所のある山友会事務所前での団らん
こうした、社会的に有意義な活動を今後とも山友会が継続できるように、ぜひ、皆さまの継続的なお力添えを、よろしくお願い申し上げます。
(認定NPO法人 シェア=国際保健協力市民の会 代表理事・浅草病院 医師 本田 徹)
【2017年 冬の募金へのご協力のお願い】
ホームレス状態にある人々が、孤独さに凍える冬の夜を越えて、あたたかな人のつながりの中で春を迎えられるように。あなたのやさしさをわたしたちに託してもらえませんか。
(募金受付期間:~平成30年1月31日)
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【スタッフ募集!】
■山友会クリニック 看護師(常勤)※1名
路上生活を送る方や、経済的な問題で一般の医療機関を受診できない方などが患者さんとして主に受診される、全国的にも希少な無料診療所です。 来院された患者さんの話にじっくりと耳を傾けて、心を通じ合わせながら診療を行うことを大切にしています。募集内容の詳細はこちら→http://bit.ly/2kMwvTq
■ケア付き宿泊施設 山友荘 生活支援員(常勤)※1名
入居者の方々にアットホームな雰囲気で過ごして頂けるように、生活のサポートを行っています。 募集内容の詳細はこちら→採用情報
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