家型の青磁の焼き物です


古美術山裕堂 ~店主代行日記~


 中国の明器といいます


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明器(めいき)

 

 ・神明の器の意味


 ・死者と共に墓に入れる副葬品

 

 ・陶磁器製のモノが多い

青磁製の明器は、中国の南朝(439~589年)

  で多く作られた。


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青磁(せいじ)


 ・透明感のある青緑色の磁器

灰を原料とした青磁釉を塗り、焼成する


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 ↑のは家の形をしていますが、他にも

人や動物を模したモノもあるそうです


 家や家畜、人の姿をしているのは、


 『死者が死後の世界でも、生活に困らない様に

家や家畜を送ってあげる』

 という意味のようです。