御坂 尾股山からの続きです。

 

一度車に戻り、一休みして気合を入れ直して再スタートです。

 

水ノ沢山の山頂から真西に派生した尾根を、

鍵掛峠登山口から芦川オートキャンプ場を結ぶ林道が横切っている。

水ノ沢山の中腹をぐるりと回っているこの林道を利用して、

西側から登って、東側の「中芦川入沢」に下ります。

 

駐車スペースから鍵掛峠登山口に向う、

5分も掛からず「芦川グリーンロッジ」前を通過。

その後は、舗装された林道をひたすら登ります。

 

駐車スペースから40分、鍵掛峠登山口に到着、そのまま林道を直進します。

 

登山口を過ぎると林道は殆んど水平になり、楽になりました。

芽吹き前の木々の間から、雪の南アルプスが見え、気が紛れます。

 

鍵掛峠登山口から20分、水ノ沢山の西尾根まで来ました。

切通しは高さ5m程の土の斜面で灌木を掴んで登り尾根に出る。

心配していた所でしたが、簡単に出られたのでホッとしました。

 

 

傾斜は、地形図を見て想像した通り急な所はなかった、

踏み跡は無かったが、うるさい藪も無く、快適な尾根道でした。

 

 

林道から20分程、尾根が平らになり振り返ったら山頂標がありました。

呆気なく、水ノ沢山 1134m 山頂到着です。

落葉樹と松の生えた丸い山頂で、南アルプスや御坂の山が透けて見えた。

 

日の当たる落ち葉の上に腰を下ろしゆっくり休む。

小鳥の囀りをききながら、甘いミルクティーを頂きました。(笑)

 

至福のひと時を過ごしたら、現実に戻って下山です。

 

地形図を見ると山頂から北東に派生した小尾根がある、

標高差150m、距離は300mほど、林道には法面がある。

今までに見た記録によれば全てこの尾根を登り下りしているので何とかなる。

と言うことで、下山路にしました。

 

落ち葉に足を取られないように、植林と落葉樹の境を下りました。

 

尾根を辿ると落葉樹だけになる。

 

山頂から10分程で、この法面の上に立った。

上から見ると結構な急斜面で高さは10mほどあるでしょうか?

他の場所を探そうと思ったとき、斜面に金網が張ってあるのに気が付いた。

指をかけ引っ張って見る、充分体重を支えてくれた。

と言うことで、この斜面を下りました。(笑)

 

青線を下りましたが、左側の黄色線の所にはトラロープが見えました。

 

何はともあれ、無事に林道に立つことが出来ました、

後は林道と車道歩きです。

 

林道歩きは45分程、山頂から1時間で芦川沿いの県道に出ました。

 

尾股山、水ノ沢山を登って来ましたが、まだ午前中の11時です、

欲張って、4kmの寄り道になりますが天狗山 913mに登って帰ります。

 

「天狗山」の全景が見えました。

新道峠ツインテラスの、シャトルバス発着所の後ろにあります。

 

県道に出た所から、上流に35分歩いてきました。

芦川に架かる天狗橋を渡った所に、しめ縄の掛かった参道入り口がある。

 

しめ縄を潜り、大石が点在する踏み跡の薄い急斜面を10分頑張り、

山頂に立つ小さな社の裏側に出ました。

 

表に回って参拝する。

表側からは、よく整備された道が上がって来ていた。

 

山頂から一段下がった社殿にも参拝。

後は車まで車道歩きなのでコースの心配はない。

心置きなく、本日2度目のティータイムを取りました。

 

下山は表参道を下る。

 

山頂から5分で入口の車道に下れた。

 

山頂から10分、県道の「新井原上」バス停前に出ました。

 

道端の草花を見ながら歩き、1時間20分で車に戻れましたが、

グランドの施設が見えてくると急に足が重くなった。(笑)

 

行動時間 7時間10分、 歩行距離 16.5km、 累積標高差 1040m、

 

地形図を見て思い描いた通りに歩け、達成感を味わいました。