12月25日 

乾徳山の登山口「徳和」近くにあり、地形図に名前が記載されている、

大久保山 1323mに登り、更に縦走して「西御殿」まで往復した。

 

この山が2023年の歩き納めになりました。

 

乾徳山登山口の徳和駐車場に車を置いた。

気温 -4度、広い駐車場に他の車は無く、余計寒さを感じた。

 

先ずは大久保峠を目指す、

塩山方面に5分程戻った所にある採石場の入口で右折。

私道のようで入り難い。

 

更に5分で林道入口、採石場の道から外れ、落ち着いて歩ける。

 

暫くは林道歩き、陽の当たる所に出ると、力が抜けてホッとします。

 

駐車場から45分、山に入る階段があった。

林道は続いていますが、稜線は近いのでここから山に入りました。

 

階段が終わると、踏み跡が乱れ分り難いが植林内を稜線を目指して登り、

稜線に出た所から北に緩く下ると直ぐに「大久保峠」に出た。

林道から10分程でした。

 

大久保峠から先は、稜線と言っても広くて何処でも歩ける、

道らしきものに出会うが、踏み跡が乱れ、直ぐに外れてしまう。

結局は広い斜面の歩き易い所を選んで上を目指した。

 

峠から1時間、標高差300mを登り「大久保山」に着いた。

 

御料局の三角点があったが、山頂標らしきものは見当たらない、

周りの木々の密度が高く展望もない、一寸残念な山頂でした。

 

大久保山を過ぎると尾根が細くなって道らしくなってきた。

木々の間からでスッキリはしないが、乾徳山が間近に見える。

 

三角点の在る「東御殿」の頂上直下の稜線は、かなり急で露岩も見える、

「登りたくない」気持ちを察したように、東側の斜面に巻き道があった。

稜線を通したいところだが、安全第一躊躇せず巻き道に入る。

 

巻き道が終わり稜線に戻ると気持ちの良い道になった。

「西御殿」手前は落ち葉の無い所を選んで適当に登りました。

 

大久保山から1時間20分、「西御殿」到着。

稜線の一角で、標識が無ければ通り過ぎていました。

 

この先にはまだ登っていない、小烏山、大烏山がある。

繋げるにはもう少し登っておきたいが、今回はここまで。

 

陽だまりを探してゆっくり飯をと思いましたが・・・・・

静か過ぎます、物音一つしないのも不安なもので・・・・・

20分しかいられませんでした。(笑)

 

分岐に来ました、左は巻き道、直進すればパスして来た「東御殿」です。

帰りは、東御殿の山頂を踏んで行きます、

北側のこちら側からは、傾斜は緩く心配なく登れました。

 

西御殿から25分、東御殿 1487.0m に到着。

地形図に名前は記載されていませんが、頭の赤い三等三角点があった。

本日一番の山頂らしい山頂です。

 

乾徳山が見える、反対側には、梢越しに富士山も見えていました。

 

下山は、巻き道分岐に戻ってから下りました。

 

大久保山の手前、行く時は気が付かなかったが、富士山の展望地があった。

 

登りの時は良く踏まれた道を探して右往左往した、大久保山の斜面、

下りは迷うことなく直線的に下ることが出来た。

 

東御殿山頂から1時間15分、林道に降り立つ。

 

林道を35分、ブラブラ歩いて徳和に戻った。

 

行動時間 6時間30分、 歩行距離 12km、 累積標高差 1020m

 

思ったより早く下れた、もう少し上まで行けたかな?

と言うのは結果論です、若くはない無理は禁物、安全第一が一番と思う。

 

終日、風も弱く快晴でした。

余り人の入らない山域です、道に迷わないか、熊に会わないか、

緊張感のある山登りでした。