トリアシショウマ No. 1092
(ユキノシタ科 チダケサシ属)
2017.7.29 八ヶ岳
ユキノシタ科のトリアシショウマです。
「ヤマブキショウマ」と良く似ていますが、バラ科なので別物です。
6年も前の話です、美濃戸から南沢経由で行者小屋へ行き、
地蔵尾根を登って横岳、硫黄岳と周り赤岳鉱泉に下った。
長い北沢を下る途中でこの花に出会った。
稜線でたくさんの花を見たし、疲れも出て集中力が欠けていた。
写真の数は少ないし、特徴を捉えた良い写真が無かった。
2017.7.26 八ヶ岳
40~100cmになる花茎を出し、先端に大型の円錐花序をつくる。
側枝は良く分枝し短腺毛が密生して、白い小花を多数つける。
2017.7.26 八ヶ岳
さじ型の白い花弁が5個あり、雄蕊は10個、花糸も白く葯は黄白色、
雌しべは2個の心皮からなり、花柱は2個ある。
(いろいろな資料を参考にしました。)
小花の大きさは5mmほどでしょうか、完全に開いた状態の花が撮れてなく、
確認できずにモヤモヤしています。
2017.7.26 八ヶ岳
根出葉は、3回3出複葉で小葉は広卵形、長さ5~12cm、
先は尾状に尖り、基部は心形で重鋸歯がある。
葉脈が「ヤマブキショウマ」の様に規則正しく並行に伸びず、
不規則に入るのも特徴に上げられています。
2017.7.26 八ヶ岳