ヒメシャクナゲ    No. 1085  (常緑小低木)

 

                 (ツツジ科 ヒメシャクナゲ属)                     

2023.6.5 尾瀬

 

山渓ハンディ図鑑「高山に咲く花」では、

「亜高山帯~高山帯のミズゴケ湿原に生える常緑矮性低木、

 高さ5~25cm、花期は6~7月、

 花冠はつぼ型で、にごりの無い桃色」と紹介されている。

 

2023.6.5 尾瀬

 

花だけではなく、花柄も萼も奇麗なピンクで可愛らしい。

 

木道を歩きながら見ていたらこの可愛らしさは分からない、

小さな花なので、顔を近づけて初めて気づく。

 

2023.6.5 尾瀬

 

拡大してみました、和菓子の「練りきり」のようです。

如何してこうなったのでしょう、自然の創造力には感心します。

 

2023.6.5 尾瀬

 

花の大きさは5mmほど、

つぼ型で花冠は浅く5裂し、裂片は反り返る。

入口が狭く、中を撮ろうと思いましたが諦めました。

 

2023.6.5 尾瀬

 

2023.6.5 尾瀬ヶ原、バックは至仏山。

 

2023.6.5 尾瀬

 

茎は地上を這い、上部が30cmほど斜上して枝先に散形花序をつける。

 

時期的には丁度良く、湿原のあちこちにあったのですが、

自分が思い描いていたような、

姿の良い株が撮れなかったのを思い出して、モヤモヤしています。(笑)

 

2023.6.5 尾瀬

 

2023.6.5 尾瀬