3月7日、表丹沢の鍋割山に行って来ました。

秦野戸川公園、諏訪丸駐車場に車を置き、ぶらり歩き始めます。

 

高校時代、毎週のように歩いた水無林道を歩き戸沢出合を目指す。

 

歩き始めて1時間30分、作治小屋の前から戸沢出会いを見ています。

昔の事を思い出しながら歩いていたので、ここまでは短く感じた、

山を始めた頃通い詰めていた場所、この先の水無川の沢が遊び場だった。

 

作治小屋から10分程で。天神尾根の登り口に到着。

ここから大倉尾根(バカ尾根)に出るまでが辛かった。

急登なうえに、踏み跡が乱れ、コース取りに苦労して体力を消耗・・・

 

登り口から1時間、やっとの思いでバカ尾根に出た。

メインルートに出て道は整備され歩き良くなったが・・・・・

花立まで階段が続く。

 

花立山荘手前から富士山、

春霞でぼんやりと見えていたので、加工しています。

目的地の鍋割山も展望地ですが、更に条件が悪く写真にならなかった。

 

バカ尾根に出てから30分花立山荘到着。

天神尾根の急登、その後の階段、足が心配になって来た、

先は長い、用心のために「コムレケア」を飲みました。(笑)

 

花立山荘を出ると雪が現れて来た、15分ほどで「金冷し」の分岐。

体力と時間を考えて、塔ノ岳には行かずに、鍋割山に直接向かう。

 

鍋割山稜には雪が残って居ました。

春先の丹沢は、雪解けと、霜解けで、名物の泥濘ができる。

ゲーターを着けて用意万端、楽しく歩きました?・・・・・

 

「金冷し」分岐から30分、小丸尾根の分岐。

相模湾、伊豆半島、箱根が霞んで見えています。

お茶を飲みながら、昼にしました。

 

小丸尾根分岐から 30分 鍋割山到着です。

春霞で視界が悪い上に富士山には雲が掛かり残念な結果になりました。

 

山頂には、「鍋焼きうどん」で知られた鍋割山荘があります。

私は、食べたことありません、今回も食べませんでした。

休憩もそこそこに下山を始めます。

 

ここからは尾根通しによく整備された道が続きますが、

こちらも階段が多く、耐用年数が限界に近い私の膝には大変辛い、

庇いながら慎重に下ります。

 

山頂から40分、後沢乗越に下り着いてホッとしました。

ここからは傾斜も幾らか緩くなり階段も少なくなる。

 

乗越から20分、林道に出る。

林道歩きを始める前に、足を休め、エネルギー補給して置く。

 

林道を歩き始めて20分で「二俣」四十八瀬川 勘七沢の出合です。

高校1年生のとき、最初に遡行したのがこの沢、

それが切っ掛けで山狂いが始り、かれこれ57年になる。(笑)

 

また、以前この近くに登山訓練所があったので、

夜の林道を歩いて、何度か来たことがある。

この「西山林道」も思い出の多い道です。

 

大倉が近くなってきました。

雲が切れて、表尾根から鍋割山稜が見えています。

 

大倉、戸川公園に戻って来ました、この橋を渡れば駐車場は近い。

二股か1時間20分で車に戻りました。

 

行動時間 8時間、 歩行距離 18.5km、 累積標高差 1580m

 

水無林道は車で行くようになった、歩いたのは本当に久し振り。

西山林道は、対岸の県民の森まで舗装路が出来、利用することが無くなった。

山を始めた頃を思い出しながら歩いていました。

歩行距離、18.5kmのうち10kmは林道歩きでしたが良く歩いた。

塔ノ岳に行かなかったのは正解でした。(笑)