10月29日 秩父の登り残しの山、諏訪山に行って来ました。

 

手持ちの5万分の一地形図に記載されている埼玉県内の山は、

県境の山も含めて、109座ありますが、(拾い残しが無ければ?)

この春大分登ったので、南天山、諏訪山の2座を残すだけした。

 

この二座を登るべく、まずは南天山に向かいましたが・・・・・

中津渓谷に行く、県道の入り口は封鎖されていました。

 

崩落によってロックシェードが潰され通行止めになった、と言うニュースを見たのを、

ここまで来て思い出した。

9月頃だったと思う、その時は場所を確認するほど気にもしなかった、ここでしたか。

この奥にある施設は、営業を中止しているようで大変だと思いますが、

未だに、開通の目途はたっていないそうです、一日も早い復旧を祈ります。

 

出鼻をくじかれましたが、気を取り直して、諏訪山に向かいました。

 

志賀坂トンネル群馬県側に、諏訪山登山口駐車場がある。

この春、二子山を歩いた時もこの駐車場を利用している。

二子山の反対側にあるのがこの諏訪山です、

谷ルートを登り、尾根ルートを下って、車に戻る事にしました。

 

谷ルートは、自然に帰ってしまいそうな道でした。

動物の歩いた形跡はあるが、最近人が歩いたような雰囲気ではなかった。

 

橋は落ちたまま、東屋は動物のねぐら?・・・・・みたいな。

 

沢沿いの緩やかな登りから始まりますが、後半はかなり登ります。

 

今まで、化繊のティシャツ2枚を重ね着して歩いていたが、

身体が冷えると言うことで、

今回、裏起毛、保温、吸湿、速乾といろいろ書かれたシャツを着て見た、

急な登りに差し掛かると、一気に身体が熱くなり、

上半身の汗腺が一斉に開いたようで、チクチクして、イガイガして、

心地がよろしくない、こんなものなのか?・・・・・

それとも、某作業着屋さんで安物を買ったのがいけないのか?

 

登山口から50分、二子山からの縦走路に出ました。

 

標高 1100m付近この辺りは落葉樹林で紅葉が良かった。

日差しが無いのは残念ですが錦の絨毯を歩いているようでした。

 

稜線に出て、風に当たる様になったが、シャツの冷たさが気にならない、

安物でも一定の効果はあるのか、暫く着てみます。

 

登山道は、稜線のすぐ下、北側を緩く登っていきます、

簡単に稜線に出れるところがあったので出て見た。

 

谷を挟んで反対側は、両神山です。

 

遠くは、秩父盆地と、武甲山が小さく見えていました。

 

登り始めて1時間20分、諏訪山 1207.1mに登り着きました。

「諏訪大明神」の祠の前に、3等三角点が置かれています。

 

祠を背に南方が開けて、両神山方面が見える。

一段下がった所が日当たりが良く、秩父方面を眺めながら休む。

30分休み、重くなった腰を上げます。

 

紅葉の奇麗な所。

 

足元の紅葉。

 

沢コースの分岐を過ぎると痩せ尾根が多くなる。

 

尾根コースなので展望を期待したが、殆んどが樹林帯の中、

山頂から25分、景色が開けたのはここだけでした。

鉄塔の陰が両神山、その手前右は登ったばかりの諏訪山です。

 

左は、春先に登った白石山、奥の小さなピラミッドは武甲山です。

 

道は再び樹林帯に入ってしまい、展望は無くなる。

 

稜線からの下り口を通り過ぎて、二子山の見える所まで行って見ました、奥は白石山。

それぞれの岩峰に立った時の事が思い出されます。

眺望を十分楽しんでから戻りました。

 

山頂から1時間20分、駐車場に戻りました。

 

行動時間 3時間、 歩行距離 4km、 累積標高差 500m。

 

埼玉の山も残す所「南天山」の1座だけ、道路の復旧を待ちます。

千葉の山は、「愛宕山」1座残っている、こちらはコロナの終息を待ちます。