10月14日の続き。

 

戸隠神社中社の駐車場に車を置き、西登山道を登って飯縄山山頂にたどり着いた。

頭上には青空が覗いているが、雲の壁に遮られ、期待した展望は無い。

暫く待ちましたが、諦めて霊仙寺山に向かいます。

 

山頂から僅かに下った所が分岐、左へ行けば瑪瑙山、

霊仙寺山へは右へ、急斜面を下る、

刈払いがされていて掴まる物が無い、滑りそうで嫌らしかった。

 

下り切ると、小さな上り下り繰り返しながら緩く下る、

木の根、苔、岩、日本庭園の中を行くような道が霊仙寺山直下まで続く。

紅葉する木は少ないが見頃、足元の野草も紅葉していた。

何とも雰囲気のある道でした。

 

頂上手前、この辺りの紅葉が奇麗でした。

 

飯縄山から1時間、霊仙寺山 1875mに着きました。

周囲のガスが切れて、雲海が見える瞬間もありましたが展望は得られなかった。

大きな木も無く、景色の良さそうな山頂です。

 

 

山頂標の脇に石碑があり、山頂の奥には運ばれて来たような大岩がある、

高さは、2.5mほどか、勿論登って見ました、高い所が好きなもんで・・・・・

立つ勇気はないが、またがって、ハイヨ~~ッ、て古いかな~~~

 

霊仙寺山から40分、分岐に戻る。

最後の急斜面の登り返しは、心臓が爆発しそうでした。

 

紅葉を愛でながら、瑪瑙山に縦走します。

 

露岩があり、急に落ち込む所があった、ガスの中が瑪瑙山になる。

飯縄山の山頂付近には一日中雲が停滞していたようです。

 

分岐から50分、瑪瑙山 1748mの山頂です、ここもガスで何も見えません。

山頂の直ぐ下に、戸隠スキー場のリフトが来ている。

後は下るだけ、エネルギー補給をし、身体が冷えてきたところで下山開始。

 

山頂から、少し山道を下ると紅葉の木々に囲まれたスキーコースに出た。

スキーコースの下りは・・・・・

一歩一歩下れば埒が明かない、かと言って走れば膝が壊れる、そこで、

少し前屈みになって、腰を少し落とし、歩幅を狭くして、膝のクッションを利かせて、

エッ、サッ、エッ、サッとテンポ良く、駆け下る様にしている。(笑い)

 

瑪瑙山山頂から25分、正面に見える、怪無山の鞍部に下って来た。

手持ちの地形図にも山名が記載されているので寄って見る事に。

 

スキーコースを15分登ると、

戸隠スキー場のリフトが2基登ってきている、怪無山の山頂部に着いたが・・・

地図上の山頂は、少し戻った根曲竹の藪の中になるようです、

藪漕ぎは僅かな距離と思いましたが行くの止めました。

鞍部に戻り、下山を続けます。

 

鞍部からジメジメした沢状の所を暫く下ると、水路沿いの道になる。

楽な道ですが、長く感じました。

 

鞍部から45分、道標に従って水路沿いの道を離れ一下りで、

中社ゲレンデレストハウス脇の登山口に出た。

今朝歩いた道で、神告げ温泉の建物が見える所でした。

賑わう、中社の門前を通り、10分程で車に戻りました。

 

行動時間 7時間45分、 歩行距離 15km、 累積標高差 1160m

 

霊仙寺山、瑪瑙山、怪無山、の支峰を含めて飯縄山と呼ぶこともあるそうです、

4座歩いたことで、胸を張って飯縄山に登ったと言えるでしょう。(笑い)