2020年 8月 5日 木曽駒ヶ岳で見かけた花を並べてみます。

 

千畳敷から 乗越浄土へ登る斜面の花畑。

 

アオノツガザクラ             シナノキンバイ

  

 

クルマユリ                ハクサンイチゲ

  

 

ミヤマダイコンソウ            タカネグンナイフウロ

  

 

乗越浄土、稜線の風衝地が近づいてくると、草丈の低い小さな花が多くなります。

 

クモマスミレ(中アも分布域でした)    チシマギキョウ(花冠に毛が有ります)

  

 

タカネツメクサ              コマクサ(ここのものは色が濃い)

  

 

      ヒメウスユキソウ   (中央アルプス特産種 準絶滅危惧種です)

      

     

 ヒナウスユキソウ を月山で見てから気になっていた、ギリギリ間に合いました。

ウスユキソウの中では最も小型と言われていますが・・・・・・・・そうでもなかった。

個体によって、生育場所によってばらつきがあるのは当然です。

 

コケコゴメグサ (これも中央アルプス特産種、 絶滅危惧Ⅱ類に指定されている)

 これは本当に小さい草丈は 5cm以下でした。

 

馬の背尾根を下り、山腹のトラバース道に入ると小さな沢をいくつも跨いでいく、

乾いた草地から湿り気のある草地、灌木帯、環境が次々変わるようになる。

 

チングルマ                チングルマ 果実

  

 

雪融けに影響されるのか、花期の長い植物で、花と実、同時に楽しめる。

 

ウサギギク                エゾシオガマ

  

 

ヨツバシオガマ              ミヤマリンドウ

  

 

ミヤマクロユリ

やっと出会いました。

月山では、花期に間に合わず、咲き残っていた花は見つけられなかった。

今回、7月末に来たかったが長雨で叶わず、千畳敷では黒く萎んだ花ばかり、

諦めていたのですが、思わぬところで見る事が出来た。

これで今回の花山行の結果は、パーフェクトとなりました。  

 

ミヤマキンバイ              クロクモソウ

  

 

これだけの花を見て、写真を撮って行けば時間がかかる。

コースタイムの倍をかけて歩いています、それが花山行のペースになってしまいました。