ハコネグミ    No. 936  (落葉小高木) (絶滅危惧種 Ⅱ類 VU)   

 

2020.5.25 箱根

 

2020.5.25 箱根

 

2020.5.25 箱根

 

箱根の名前が付いた植物、ハコネグミ です。

フォッサマグナ要素の植物で、富士、箱根、伊豆の限られた地域に生える、

貴重な植物だそうで、絶滅危惧種Ⅱ類に指定されています。

 

以前から気になっていた花です、と言うのも、箱根の名が付いた絶滅危惧種は

ハコネコメツツジ、ハコネシロカネソウ、ハコネオトギリ、ハコネグミ、ハコネラン、5種類ある。

箱根の山を、地元と自称している身としてはこの5種類は是非収めておきたいと思った次第。

今回の ハコネグミ で4種類と会えた、残るは ハコネラン だけとなった・・・・・・

できれば箱根で会いたいと思っている、どうなりますか楽しみです。

 

2020.5.25 箱根

 

この日は花に招待されたようだ、車を降りて早々、見たいと思っていたコケリンドウを見つけ、

カメラを仕舞、歩き始め間もなく、登山道を塞ぐように垂れた枝を避けながら???

「あった~~~」前夜、特徴を頭に入れたばかりで、一晩ですから記憶に残っていた・・・・・・

思い出し、特徴を確認、間違いはなかった、ハコネグミでした。

 

2020.5.25 箱根

 

2020.5.25 箱根

 

   

2020.5.25 箱根

 

葉は薄く柔らかい感じで緩く波打っています。

葉の表面には星状毛が密生し、裏面には銀色の鱗状毛が密生し、星状毛が散生する。

花は、葉脇から5cm以上ある花柄を出しその先に一個だけ咲く。

花は、淡黄白色で花弁のようなのは萼筒で長さは2cm以下でしょう先は4裂しています、

花柄や萼筒にも星状毛、鱗状毛が散生する。

特徴の要約です。

樹高は4~5mありました、樹冠につる植物が絡みつき一寸心配な状況に見えました。

個体が少ないと聞きました、何時までも在ってくれると良いのですが・・・・・・

 

    

     2020.5.25 箱根