蒼空が教えてくれたこと

蒼空が教えてくれたこと

2014.09.04。21週4日で死産、分娩。蒼空と命名。蒼空さやのところに来てくれてありがとう。幸せでした。


Twitter☆sanyan_licious

Amebaでブログを始めよう!



さやって結構胎内記憶(お母さんのお腹にいた記憶とかお腹にいる前の記憶)とか好きで池川明さん(産婦人科医)の本とかインターネットの記事とかを読んだりするんだけど、胎内記憶を話す子供達の多くは何のために産まれてきたの?って質問に

「人の役に立つため」

って答えるんだって。

赤ちゃんは「まずはママを幸せにすること」が人の役に立つことと思ってて、ママが笑顔でいることが大好きで役に立てていると感じるらしい。


全てのことに意味があるってゆーか、流産も中絶も死産もみーんな最初から定められてた運命で、それはそのタイミングで赤ちゃんが妊娠ってゆう形でママに何かを伝えたかったんだなってさやは思ってる。


それと、今回のことがあって色々調べてたらこんなの見つけた。


赤ちゃんはお空でお母さんを選んで神様にそのお母さんのお腹に入ってもいいか聞いてからお腹に宿るってのはよく聞く話だったんだけど、



流産とか中絶とか死産の赤ちゃんは神様に「これくらいしか生きられないけどそれでもいい?」って聞かれてそれでもいいよって言った赤ちゃんだけがお母さんのお腹に宿ることができるんだって。



これを知恵袋で見つけたときは涙が止まらなかったけど。


さやが今回なった原因不明の羊水過少症って妊婦のおよそ8%の確率でしかならないんだけど、こーゆう胎内記憶の話を昔から見たりしてたからこんなに少ない確率だけど「どうしてさやなんだろう」とかはあんまり思わなかった。


逆に蒼空がさやに伝えたかったことはなんだったんだろうって毎日必死に考えてた。


どうしてさやがこんなに辛い思いしなきゃいけないのって親とか親戚とかみんな言ってくれたけど、こんなに辛いんだからすーっごい大きな幸せが待ってるんだろーなって思ってた。


蒼空はさやと巧にたくさんのことを伝えにきてくれた。



妊娠が分かる少し前からずっと巧とうまくいってなくて、さやは本気で離婚したくて凜と2人で家出したり巧の物全部外に置いて鍵締めて何日も巧のこと追い出したりそんな生活を続けてたのね。


巧は嫌だの一点張りだったんだけどさやはもう本気で巧が無理すぎて来年の3月に離婚してくださいって頭下げて頼んでたの。


妊婦で切迫気味だったから働けないし出産して少ししたら子供2人保育園に入れて働こうと思ってた。

し、

子供より手の掛かる旦那なんか要らないし子供達がいてくれればそれでいいって思ってた。


話し合いしても巧は話の出来ない奴だから、結局喧嘩になって妊娠生活のほとんどがストレスだった。


羊水が少ないって言われてから頻繁に検診に行くようになってもう赤ちゃんは諦めた方がいいって言われた日の前の日、いつもみたいにこれからのこと話してたらすっごい喧嘩になって、すぐにでも離婚したかった。


でも羊水のことが落ち着くまではその話は封印しようと思った。赤ちゃんのためにストレスためないようにね。普通に毎日過ごそうと思った。



でも次の日、病院に行くと赤ちゃんはもう諦めた方がいいって言われた。


さやの中ではショックすぎて離婚どころではない騒ぎだった。



今回さやが入院することになって凜の面倒を巧が見ることになった。


さやと離れたことがない凜が6日もさやと離れて巧と過ごすって巧はすっごい苦労するだろうなって思った。




さやが退院した日の巧を見て変わりすぎててビックリした。


入院中凜は泣くのを我慢しながらアンパンマン抱き締めて頑張って一人で寝ようとしてたみたいなんだけど最後の日は凜が巧の布団に入っていって一緒に寝たんだって。


あとからお母さんに聞いた話だと、デング熱になるから公園じゃなくて水族館に行くとかお腹壊すから昼間はお茶しか飲んじゃダメでお風呂上がりにご褒美としてジュースあげるとか言ってたみたい(笑)


確かにさやはデング熱流行ってるから外行く時は虫除けスプレー使ってとか、ジュースばっかじゃなくてお茶とか水も飲ませてねとかは言ったけどそんなに過保護だったっけ(笑)


退院した日は「凜お散歩行くかー?」とか言ってお散歩行ったり食後に「アイス食うかー?」つってアイス食べさせたり。終いには凜がアイスこぼしてちゃんと拭いてるし。



今までほんとになーーーんにもしなかったから凜にちゃんと向き合ってて驚いた。


それと、凜のときは巧初心者講習で外せない用事だったから出産に全然関わらなかったんだけど、今回は立会いはしなかったけど出産後すぐに分娩室に入ってきてくれて沙耶は具合悪すぎてぐったりだったからすごい心配してくれたり。それからはさやにもちゃんと向き合うようになった。

自分のことばっかで自己中で人の気持ちが考えられなくて自分のことすら満足にできないあの巧が凜の面倒をしっかり見てさやのこと考えて行動したりしてて、たった6日の短い期間ですごい成長したし変わったなーって思った。

蒼空は巧のことをこんなにも成長させてくれたんだと思った


今回のことがあるまではさやはほんとに離婚しか考えられなかったけど巧の成長ぶりを見てもう少し一緒にいてもいいかなって思えた。


蒼空はいつもさやと巧の喧嘩をお腹の中で聞いてたからパパとママ仲良くしてってゆうメッセージだったのかなって思ってる。


ほんとに巧の成長ぶりには驚いたから昨日初めて手紙を書いてみた。すっげー長くなって結局書き直した。蒼空が命を掛けて巧に教えてくれたこと蒼空のためにも忘れないでいてってそんな内容。


照れてた。

照れるだろうと思って最後に照れてんなよ!って書いといた。


蒼空がお空から伝えに来てくれたたくさんのこと忘れないように生きていこうと思う。


蒼空ありがとう。




2014.09.08


am 7:20起床


家だとすごく寝れる。

昨日は疲れて寝ちゃったけど起きると目に違和感。



携帯で目を確認するとコンタクト装着したまま寝てたことに気付いた。久しぶりにこんなに疲れたからコンタクトも取らずに寝ていた。


幸い目は無事だった。



9:30に火葬場に来るようにって言われてたから、お母さん(巧の)とは火葬場で待ち合わせ。


さやのママと巧のお母さんと巧と凜とさやの5人で見送ってあげた。




火葬する前にみんなで最後のお別れをしてあげた。


小さくて可愛い蒼空の姿最後に目に焼き付けた。




悲しくて悲しくてどうしようもなかった。


お焼香三回やって凜も一緒に手を合わせた。



そしていよいよ火葬。


おーーっきい窯の中に小さい棺桶。


ほんとに火葬したくない気持ちだった。

お別れしないでずっと一緒にいたかった。


いっぱい抱っこしてたくさんミルク飲ませて首が座ってハイハイして歩く姿見たかった。


家族四人で一緒に色んなところ行きたかった。



凜と姉弟喧嘩してるところも見たかった。


蒼空とたくさん思い出作りたかった。


辛くて辛くて仕方ないけど受け入れないといけない現実。



ママとお母さんは泣いてたけどさやは必死に泣くの我慢した。止まらなくなるから。



火葬は30分~1時間くらい掛かるって言われて待合室に通された。5人しかいないから広く感じる。


40分くらいで終わって、また違う部屋に通された。



小さくなった蒼空のお骨。


思ったより全然残らなかった。



火葬場の人は

「6カ月の胎児さんにしてはしっかり骨が残ってます」

って言ってたけど、ママはあの人毎回同じ事言ってるって言ってた(笑)



お箸で蒼空の骨を骨壷に入れてあげた。


1人1回ずつしかできなくて、残りは火葬場の人がほうきとちりとりで綺麗に骨壷に入れてくれた。




骨壷を真っ白いレースのハンカチに包んで外に案内された。



すっごい晴れてた。


蒼空は迷わず天国に行けたかな。


お母さんは仕事があるからバイバイ。


ママと凜と巧と沙耶は焼肉食べて買い物して帰った。



お家に着いて、蒼空のお花のお水とコップのお水を取り替えてお骨も一緒に飾ってあげた。







お菓子もお供えしておもちゃも飾ってあげた。




みんなお昼寝してるからブログ書きながら一人で泣いた。


我慢してた分たくさん。



生きるって楽しかったり辛かったり色んなことがあるね。


今は辛くて辛くてどうしようもないけどそれが生きるってことで、死んじゃったら何も感じないんだろーなーって思うと蒼空の分まで精一杯生きてこうって思える。







辛いけど強くなれたのは凜と蒼空のお陰。


2014.09.07

am 6:30起床


今日はすごく眠くて6時には起きられなかった。


検温して朝一の点滴と採血。



採血の結果次第では退院できるけどできない気がしてしょうがなかった。


看護婦さんに蒼空の保冷剤変えるように頼んだら蒼空に話しかけながら変えてくれた。


ここの病院のスタッフはみんな蒼空を一人の赤ちゃんとして受け入れて接してくれる。



のぶりんが最後まで面倒見るって言ってくれて、ここで産むって決めて本当に良かった。


9時に診察があるからその時に退院できるか分かるんだけど誰も呼びに来ないから病室からそーっと廊下を覗いてたらまさかの巧と凜!!!



テンション上がった。


ずーっと凜に会いたかった。


最初は凜照れて遠慮してあんまりくっついてこなかったけど10分くらいでベタベタになってさやもやることなかったし体調もいい感じだったから凜の好きなようにやられたい放題だった。


しばらくしたら看護婦さんが新しい薬を持ってきてくれた。


これを飲むようにって。


そのとき退院できるか確認したら「できます!!」だって!!


まじで?やったー*\(^o^)/*って言ったら良かったねって。






月曜日火葬だからその前に蒼空を1日でも自宅に帰してあげたいと思ってたからほんとーに良かった。




巧は先に病院に電話して退院できるか確認したらしく、だから迎えに来てくれたみたい(笑)



先に教えろ。


帰りに病院にお礼をして、TSUTAYAにDVD返してママに帰るって伝えて帰宅。



家に着くとママとパパとかっか(おば)が外に迎に来てくれて荷物持つの手伝ってくれた。



ママとかっかは蒼空のお骨を入れる骨壷とかお花とかを買いに行ってくれて、パパはホットモットでお弁当買いに行ってくれた。


お弁当食べた頃にママとかっか帰宅。


蒼空のお棺も少し大きいサイズのやつを買ってきてくれたから移してあげた。



病院で貰った箱は少し狭そうだったから今度は広くなって良かったね。


これで天国に色んなもの持っていける。


巧と凜は外に遊びに行って1時間くらいで戻ってきたからみんなで蒼空のお棺を綺麗に飾ってあげた。


寒いけど蒼空のために冷房付けて1日過ごした。







お花はかすみ草と薔薇と白いお花。


白いのはなんて言うのかわからないけどかすみ草は入れてあげたいと思ってたの。


花言葉がありがとうって言うんだよ。


天国で自分の名前ちゃんと言えるように名前を書いた紙と、お洋服と、名前が蒼空だからお星様の折り紙と、写メには写ってないけど凜とお揃いのお人形とアンパンマンのお菓子を入れてあげた。



あと、みんなからのお手紙。


これで天国に行っても裸んぼじゃないし、お人形で遊べるしお腹減ったらお菓子も食べれるし。お友達たくさんできるといいな。


じいちゃん蒼空のこと可愛がってくれればいいな(笑)


お花は巧が一生懸命飾ったんだよ(笑)
積極的に(笑)


夜はママのご飯食べていつも通りに過ごした。


寝る前に蒼空の保冷剤取り替えてあげた。


退院して1日目だけど、巧が激変してた。



凜に対する姿勢がすっごい変わってて、ちゃんとパパになってた。



すごい面倒見てる。



自分のことしか考えられない奴だったけど巧の生活の中心が凜になってることにビックリした。


やっとパパになった。


さやは蒼空が命を掛けて巧に教えてくれたことだと思ってる。




今日は疲れたからもう寝る。