誤解してほしくないのは、私が家計を管理していたときも、毎月使う金額をきちんと決めていたということ。

決められた予算の中でやりくりすること自体は、私にとって苦ではなかった。

実際に、家計を管理しながら、車を1台買えるくらいの金額を貯金することもできていた。

でも、当時の夫は、毎月10数万円ものお金を使っていた。

私は少しでも家計を改善するために、日用品をプライベートブランドの商品に変えるなど、節約してほしいと何度もお願いしていた。

それでも、夫は私のお願いを一切聞き入れてくれなかった。

私が家計をやりくりしていても、夫自身が節約に協力してくれなければ、家計全体の支出を抑えることは難しい。

結果的に、夫婦2人の収入から考えても、毎月赤字になるような状態が続いていた。

さらに、今のように毎月決まった金額の中で生活するのとは違い、当時は月末になると、夫から生活費をまとめて請求されることもあった。

それも、2か月分で24万円など、まとまった金額だった。

毎月の支出を計画的に管理したくても、夫の支出が大きく、節約にも協力してもらえない。

そんな状況の中で、私は家計をやりくりしていた。

だからこそ、今になって「8万円渡しているから貯金できない」と言われることには、どうしても納得できない。

私は、予算を決めてやりくりすることが苦手だったわけではない。

むしろ、決められた金額の中で工夫しながら生活することは、これまでもやってきた。

問題だったのは、私だけが節約を意識していても、夫が協力してくれなかったことではないのだろうか。

自分の支出を見直してほしいとお願いしても変わらず、家計は赤字。

それなのに、今は私に渡している生活費が貯金できない原因だと言われる。

私からすれば、まずは家計全体の支出を見直し、何にどれだけお金がかかっているのかを確認することが先なのではないかと思う。

私は、決められた予算でやりくりできないわけではない。だからこそ、貯金できない原因を、私に渡している生活費だけのせいにされることには違和感がある。