香港から国境を越えて深圳へ | 《sanuk》アジアン雑貨・エスニックファッション・アクセサリー・民族楽器のお店 

《sanuk》アジアン雑貨・エスニックファッション・アクセサリー・民族楽器のお店 

福岡の糸島市より日々を sanuk = 楽しく (タイ語)してくれるアジアン雑貨と、倍音ケイイチが世界で見つけたなぞな民族楽器「なぞ楽器」などを販売しています。激安店にはない一点物、手作り、オリジナル品などをチェンマイやベトナムのサパ、中国などで買い付けしています。

1998年に初めて海外に行ったんだけど、それから20年いろんなところに行ってきた。
いつもギリギリの予算で綱渡りの旅で、この前行った中国の宿ではネズミも出るし、ベットにはそのウンコも落ちてるし、雨漏りはするし、トイレは一応部屋に付いてるんだけど、めちゃめちゃ狭くて天井は170センチくらいしかないし、和式(中国だから中式?)便器をまたいで用を足し、シャワーで肛門を洗う。
狭いのに手洗いは付いてて、でもうがいして吐き出した水はそのまま足下に来て便器に流れる。
でもテレビは付いてるし(見ないけど)、エアコンも付いてるし(この時期必要無いけど)、扇風機もあるし、タオルも貸してくれるし、シャンプー、リンスもくれるし(使わないけど)、飲み水、お湯もくれるし、中国語できなくても一生懸命説明してくれて、保証金の中国語が分からなかった僕からはそれを取らず泊めてくれたし、WiFiもあるし(google, facebook, insta, Twitterなど使えないけど)、便利な場所だし、、、というたぶんその地域では一番安いタイプの宿に泊まってた。

地元の中国人の友達でさえ「え〜!」ってなるような宿だけど、僕的には寝るだけなのでぜんぜんオッケー。

 

中国にはいつも香港エクスプレスのセールのチケットを買って行っている。だいたい往復で2万円前後。
香港空港からバスで30分ほど行って、そこから電車で一駅行くと国境で、せっかく入国した香港をすぐに出国し、歩いて中国側に行って入国。いつもたくさんの人が行き来していて、国境をまたいで通勤している人もいる。
中国側に行って香港の半分以下の値段の地下鉄に乗って深圳のその宿に着くまで空港を出てからちょうど2時間くらい。香港入国、SIMカード切り替え、香港ドルに両替、バス〜電車、香港出国、中国入国、中国元両替 with 重たいスーツケースと楽器。。。
深圳のその宿は一泊128元だから約2000円。
一泊200円以下の旅をして来た僕には高い。でもあの立地と、今の中国の物価から考えると、ネズミの糞とかに堪えられるなら悪くないと思っている。同じ金額でもちょっと郊外に行けば日本のビジネスホテルくらいの所に泊まれる。
なんでそこに泊まるのかというと、香港と国境を接する深圳はここ30年くらいで急激に発展した都市で、街がすごくキレイでアタラシイ。まあ、日本の都市と変わらない感じ。
でも僕の泊まるその地域は便利だけど下町感があり、ローカルと欧米人がいい感じで交わっているところで居心地がいいからだ。


糸島の家を出たのが午前9時くらいで、宿に着いたのが午後8時くらい(時差1時間、中国が遅い)で、腹減ったー!と歩いて1分の行きつけの屋台でビーフンと串焼きと、牡蠣焼きをたのんで、その隣のバーに出前してもらって、バーのオーナー中国人(同い年)とハグして乾杯して初日のミッションは終わり。

つづく。
たぶん。。。