ここのところ、裁判員裁判で死刑が求刑される裁判が立て続けにおきている。


専門家が死刑が相当と見ていた裁判が、死刑にならなかったり(裁判員が、怖くなっ


て死刑に票をいれられなかったのか?)、



死刑判決となった裁判の判決の言い渡しの時に、裁判官が控訴をすすめる発言をし


たり、(裁判員の票の入った死刑判決ではなく、高等裁判所での判決を確定判決に


してほしい。つまり、裁判員の参加している死刑判決で確定すると、裁判員が責任を


感じるので、それを避けたいとの意図か?)



少年に対する死刑判決という、現行の法律上も非常に判断の難しい裁判がおこなわ


れたりしている。


 一般人である裁判員が参加することによって判決が本来あるべき結果から歪んで


きているこれらの判決をみていると、国民のほとんどが知らないうちに導入され、導


入前の議論がほとんどなされなかった裁判員制度の見直しが必要なのではないか


と思えてくる。