目指せ☆タージマハル | Nympheの神話

Nympheの神話

I'm leading a peaceful life.

タージマハルに行くには、飛行機、車、電車と様々。

今回選んだ方法は列車。

インドに来てからというもの随分列車に乗ったなぁ。


安くて早くて安心!

なんてキャッチフレーズが 言いたいところだけど、安いのは間違いない。

そしてタージマハルに向かう手段として早いのも間違いない。


安心か・・というのはいささか疑問が。。

ニューデリー駅からタージマハルのあるアグラカント駅までは

早朝6:12発の列車でなんとたったの2時間。 車なら5時間。

渋滞に巻き込まれればもっと大変。 そう考えれば列車は素晴らしい。


Nympheの神話@南インド


しかし、ここはかの悪名高きニューデリー駅。

着いた途端に世にもオソロシイ輩が・・・・


スーツを着たおじさんが近づいてきて


「チケット見せてみろ」


今までの列車の旅でも似たようなナリのチケットチェッカーはいたので

疑問も持たずに見せる。


「これはただの印刷した紙じゃないか。チケットには換えてないのか。」

「え、コレじゃ乗れないの?」

「だめだ、チケットに換えないと乗れない。換えるからついて来い。」


有無を言わせずスタスタ歩き出すおじさん。


実は、これチケットを換えてお金を取る詐欺。


そんな話を山ほど聞いていたのにうっかりうっかり。

途中でやばいと思い他の観光客に紛れて姿をくらましてみた。


振り返っていない私たちにびっくりしてるおじさん。


それを横目にすり抜け

ちゃんとインディアンレールウェイのバッチをしてる人に聞いてみる。

「この紙で乗れますか。」

「当たり前だ。問題ない。」


ふうう、危ないところだったー。


ついていったらこれは無効だとかいって新しいチケットを買わされるか

今日は電車はないとかいって車で行くツアーを申し込まされるか

(嘘みたいだけどそういう事例があるらしい)


しかし、事情に疎い外国人を本気で騙してくるのだから困ったものである。

騙される人は五万といるに違いない。

特に人を疑うことをしない日本人は格好のカモだろう。

住んでいる自分でさえ、とりあえず目先のインド人を未だに信じてしまう。


電車で旅をする方は十分お気をつけ下さい。


ちなみに、帰りのホームでは集団スリに遭い

かばんに手を突っ込まれてる時点で気づいて大ゲンカ。


スリのリーダーらしき男が

「まあまあ落ち着いてよ、本当にごめんって~もうしないよー二度と。」

とかふざけたことを言ってきた。

ごめんで済んだらケーサツいらねぇんだよ!!!

(ああ、まさにここで使う言葉!!でも相手インド人、残念。)


北インドの観光地は強敵です。

それに比べて南インドはなんて平和なんだろう・・・


さて、そんなこんなで乗ったこのタージマハルまでの最速列車。

当然、観光客向けなわけです。


Nympheの神話@南インド


ちなみにファースト車両ですが

なんとウェルカムフラワーから始まります。


Nympheの神話@南インド


朝食もこんなおじさんが運んでくれて



Nympheの神話@南インド


まずは、朝のティーから


Nympheの神話@南インド

続いてコーンフレークなどが出てきて


Nympheの神話@南インド


メインが最後に登場。

なかなかのボリュームです。こちらはベジ。


Nympheの神話@南インド


こちらがノンベジです。


Nympheの神話@南インド


行きと帰りを比べれば、行きの方が面白いです。


とはいえ、帰りも最速2時間。

これ以外の列車は4~5時間くらいかかります。

1日1往復のみのスペシャル観光列車です。


帰りの夕食はこちら。十分な量がでます。


Nympheの神話@南インド

ただし、早朝発で、夜は10時以降に到着。

(この日は遅延して11時頃ニューデリー到着)

駅までと駅からの移動は結構ツライです。


ちなみに今回は、下痢夫妻宅にお邪魔しました!

ありがとうございましたっドキドキ