舞台をバラナシに移します。
ここでは、毎晩ダシャーシュワメードガートにて
プージャーが行われています。
プージャーとは、修行僧がガンジス河に祈りを捧げる儀式。
静かな中、厳かに行われる・・・
かと思いきや、ものすっごい派手です。
プージャーの間中、みんなで合唱したり
鐘を鳴らし続けたり、お祭り騒ぎです。
それぞれ修行僧が人々の前に均一に立ち
ガンジス川に祈りを捧げていきます。
面白いのがその小道具の数々。
動きそのものは一緒なのですが、いろんな物を
持ちかえて手元のベルを鳴らしながらの儀式。
ふっさふさです。
観客とそして敬虔なヒンドゥー教徒が見守ります。
熱心に祈る人の姿もあちこちに見えます。
修行僧は初心者も多いのか、真ん中の人の動きを
確認する人もちらほら(笑)
毎日やってるんじゃないの!?
それでも、なぜか見ていると恍惚とした気分にさせられる
何ともいえず不思議です。
ちなみにこの日は旦那の誕生日。
バラナシで迎えた今年はいいことあるかな?
最後は彼らが白い砂糖菓子のようなものを配って
それを受け取るとご利益があるようです。
もちろんもらって食べてみました!
このざわめきとインド音楽と祈りの合体が
ヒンドゥーの力の根源なのでしょうか。