さて、話は旅行に戻ります。
マールワール祭りを経てプシュカルへと移動。
約5時間のガタガタ道をバスはぶっとばし
眠ることもできないまま横で下痢女さんは笑い出す始末。
そんなこんなでまずはアジメールへと到着。
既に暗くなっていたので安全のためその町に滞在することに。
が、意外や意外、インド人の巡礼客が多いせいか
3件連続で満室のため断られ、仕方なくリクシャーのいいなりに。
「新しい、きれいなホテルだ!!」
と言われて連れて行かれおとなしくそこに入った。
・・・・・確かに、確かに新しい。
・・・新しいというか、これは未完成じゃないのか?
外国人が泊まったことがないのか
ちんたらちんたらチェックインに30分以上もかかり
案内される途中の壁には
ドッカーンと爆弾が投下されたような穴が。
それを見た瞬間疲れていた私たちはイライラを通り越し
思わず笑いが漏れた。
ふはっふははっふはははははあははっはははあははは
スタッフ「ここにはエレベーターが設置されるんだぜ!」
床からは謎の配管が突き出していたり
設計ミスじゃないのか?
この状態で開業するインド人根性に乾杯。
部屋は新しいものの、既にアリが行列をなし
洗面台の下の部分はビニールがかかったままという新しさ。
インド人はビニールがかかっていると
見ろ!新品だ!アピールになるのか
リクシャーも座席にビニールがかかったままというのををよく見かける。
それでも、もう外に出る元気もなかった私たちは
そこでターリーを頼み、食べたがなんと無事だった。
学校給食のような見た目。予想外に味はよい。
ほとんど英語の話せない青年スタッフのサンライズ君
(ヒンディー語でサンライズという意味らしい)
がんばってタオルやら水やら要求には応えてくれた。
あまりにどうでもよすぎてホテル名は思い出せず。
旅行者は無理してでもプシュカルまで移動すべきかも(笑)
水シャワーを浴びて、すえた匂いのするタオルに包まれ
また一層逞しくなった夜でした。