どうする日本人 Ⅲー⑧

 

 

         

 

 

一国の経済力お測るのにGDP(国内総生産)が使われることが多い

 

国によっては、統計方法に疑問がある場合もあるが、現実的にはこのままで仕方がないであろう

 

 

日本はGDP世界ランキングで、ドイツに抜かれたらしい

 

ドル換算によるから、円安の現状では理解できないこともない

 

 

やがては、インド等にも抜かれる可能性がある、と云う評論家もいる

 

 

往時には、米国に次ぐ世界第2位の時もあった

 

 

 

       

 

 

GDPに関して、重要な問題点はある

 

上図のGDP推移表に注目

 

  赤線がアメリカ

  橙色が中国

  青色が日本

 

アメリカはほぼ直線的に上昇カーブ

 

中国は統計が意図的か統計手法の未成熟かわからぬが、遠からず修正または訂正があるだろう

 

 

 

問題は日本

 

  年ごとに凸凹はあるが、30年間くらい平行線

 

  つまり、経済停滞状況

 

  輸出の主力である自動車や新幹線が海外生産が多いことの影響はどのくあらいか分からない

 

  貿易収支が赤字であっても、経常収支が黒字であれば可と認識できるのか

     

 

        

 

トヨタ自動車が今日あるのは偶然ではない

 

日本のみならず、世界のエース的存在

 

欧米や中国が電気自動車に一辺倒のなか、トヨタは全方位政策を堅持

 

製品の中核をなすのは、HV(ハイブリッド車)又はPHV(プラグインハイブリッド)

 

EV(電気自動車)の場合、発電等インフラを考慮すれば、環境適応性はHVに勝ると断言できない

 

 

トヨタの2023年度最終利益見通しは、4兆5000億円

 

時価総額は、日本企業初めての50兆円超

 

 

        

 

 

一方で、米GAFAMの実績を見てみると

 

世界のスマートフォンに君臨するアップルは決算でトヨタの4倍の利益

 

 

MS対話型AIの”チャットGPT”でトヨタの2倍の利益

 

 

アルファベット(グーグルを傘下にもつ)もトヨタを上回る利益の勢い

 

メタ(フェイスブック)が約2兆円、アマゾンは約1.5兆円

 

 

 

日本がどういう対抗策をもつか、凡人の自分には分からない

 

 

日本人はいつになったら目覚めるのであろうか