初めて本格的なサイクリングを体験したのは 昭和49年 高校1年生になったときでした。。。同級生の遠藤君に出会ったのです 新潟市の郊外から彼はブリジストンのロードマンに乗って来ていました。初めて泥除けのない自転車を見て驚いたものでした。スタンドも外してあって なんでも軽くしなければいけないとのことでしたが 自分も真似してみたいと思うようになったのは 彼が異常なほど自転車に打ち込んでいるのをうらやましく思ったせいかもしれません 彼は工夫の塊のような男で一日4時間自転車をいじっているとのことで学校の成績は私とビリを争っていました 私は音楽が好きでスポーツは全くダメ いわゆる運動オンチだったのですが 彼と自転車に乗っているとそこそこ一緒に走れます それもうれしかったです サドルをうんと高い位置にして泥除けとスタンドをはずして ドロップハンドルをつけると 思ってもみなかったくらいスピードが出るのです それが楽しくて毎日往復12キロほどですが学校にいくのは自転車に通うことになったのです 実際汽車の時間待ちやバスのノロノロを考えるとあきらかに自転車の方が早くつきます これも意外な発見でした 遠藤君に教えられてライディングフォームやペダリングの基礎を身につけていったのでした 日曜や夏休みもよく走りました チェーンがのびてフリーのトップが歯とびするようになりました 無限の体力がある10代のころです ツーリングでも150キロくらい走ることができました