"Reason and judgment are the qualities of a leader."

Tacitus
長年MBOをやっていたが、調べたことがなかった。

今回は世の中のいろんなコメントをまとめて、うまく運用するポイントをメモしておきます。



サンティ感想: 企業のライブサイクルにもより、一概に結論だせないが、MBOと報酬を連動させると失敗するといった意見・ケースが多い。下記はMBOの本質、失敗、そして上手く利用するためのポイントです。



■MBOについて

ピーター・F・ドラッカー氏が約50年前に提唱した概念です。社員が自ら設定した目標を自律的に行動して達成することを意味した概念です。



目的は各部門のそれぞれのセクションの責任者 (例えば課長) は、部門責任者と同様に、目標を達成するための戦略や計画は自らが立案し、メンバーの役割を定め、彼らに何を期待するかを明らかにする。各メンバーは自らに課せられた数値目標や期待される役割を果たすため何をなすべきかを自ら定め、実行に移す。



目標設定の面談、評価面接を通じて上司とコミュニケーションを図ることができ、双方が納得しながら仕事を進めることができる。



■ところが、、、、

日本では、これをなぜか 「目標管理制度」 と翻訳し、1990年代のバブル経済崩壊後は目標達成度によって社員を評価するという評価制度の一部として活用され、総額人件費の抑制や賃金変動化のために用いられてきた。



元々マネジメントのための仕組みであったMBOを、企業の都合で評価制度に転用したため、目標管理制度は成果主義的な人事の象徴として批判を浴び、多くの問題点や限界が指摘されてきた。



いつも失敗例でよく取り上げられるのが富士通のケース。



■《目標管理を成功させるために知っておきたいポイント》

・目標管理では動機付けを重視する。

・目標管理では上司と部下が一丸となって課題解決に当たるスタンスが重要。

・処遇決定をちらつかせて部下を追いつめる運用は避ける。

・目標管理は業績評価の仕組みとしては必ずしも成功しない。

・業績評価の徹底が必ずしも業績の向上をもたらさない。

・自発的に取り組む動きが見えてくれば十分に成功。その際にコンピテンシーが役立つ。

・単純で繰り返しの多い作業や、完結した結果が出にくい業務の社員には馴染まない。
競争を逆手に取るということが差別化の本質である。



面白い差別化のパターンは下記の2つです。



1. 広く薄く:0.1パーセント商法

千人に二人が変わり者だという。人と違うことをやればニッチな市場がある。0.1%でもチャネルを増やせば広く薄く商売できる。



2. 小商圏:ローカルでがっつり掴む何でも屋

特に極めて良いでもない、非でもない何でもで器用にきちゃうタイプはローカルなファンで商売できる。

シマムラが物理的なローカルのいい例。