レッスンをやってると、
何年も長く続けてくれる生徒さんもいますが、
レッスンが辛くなる人もいます。
これは初心者の方ですが、
上手く歌えない自分を責めてしまうんですね。
レッスンは自分の歌い癖をとって良い癖をつけていく事が欠かせません。
どうしたらもっと良くなるか、改善できるかどうやったらできるようになるかこちらも一生懸命考えます。
モチベーションを上げる為のお世辞は言いませんが、
音程が悪ければ声質が良かったり、
それぞれ良いところがあるのでお伝えします。
上手く歌えない事に苦痛を感じてしまう方はなんとなく反応にてます。
練習出来ない言い訳も同じような感じ。
でも、練習出来なかった事は責めません。
「出来なければ出来ないでいいですよ」
と言うのですが、
本人は責められてるように思ってしまうんですね。
私のレッスンは練習して来なくても月に2回通って半年後には上手くなってる方、音域広がってる方が何人もいます。
辛くなる方は自分の中にイメージがあってそのように完璧に歌えない事に苦しみます。
その苦痛を取り除くのは練習と研究しかない。
でもそれをやる事出来ないなら、
私は完璧を目指そうとしないで、
少しずつ良くなる事を信じてその過程を楽しんで欲しいと願うのです。
歌うことって本来とても楽しい事だと思うんですね。
それは上手い下手とは関係ありません。
プロになるなら別ですが、
少しでも前進している自分を認めてあげてください。
今日は
呼吸の仕方がわかった。
歌う時の姿勢がわかった。
nとmの発音がわかった等、
レッスンにくれば何か得て帰っているはずです。
出来ない事にばかり目を向けると辛くなるばかり。
私だって完璧ではありません。
完璧を目指すのはとても良いことですが、
完璧にできないからと言って気にする事もありません。
先生に言われて今は出来なくても、
私はこうしたらもっと良くなるよという事を言うのが仕事です。
だから言い続けます。
いつか出来るようになれば良いんです。
まず不完璧な自分を許してあげましょう( ´ ▽ ` )ノ
しばらく休んでも気が向いたらまたはじめたらいいんです。
成長の速度は人それぞれ。
すぐに出来ないならな
「あぁ、自分はじっくりタイプなんだな」
と思って気長に構えていれば良いんです。
音楽が好きなら、続けていれば必ずその人なりに上手くなります。
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