シンガーって華やか。


みんなにちやほやされて。


自分の好きな事が出来てお金もらっていいね。


はい、その通りです(笑)


でもそれだけじゃないんですよー。


オーナーが元音楽関係者だったりすごいジャズファンだったりする事もあります。


新人のうちは特にお客様の前でダメだしもあり、自称「耳の肥えた」お客様からもダメ出しを受けたりする事もあります。


アマチュアで自分の友人知人を呼んで好きな歌を歌ってるだけならそんな事もないのですが、やはり仕事となると厳しいです。


でもプロの世界ならどんな仕事だってそうです。


私もそういう時期がありました。


自信がないところにズバズバ指摘されるので、半年くらいそこに行くと胃が痛くなるような事もありました。


「やめちゃおうかな、、、私にはシンガーは向いてないのかな、、、」


そう思った事は何度もありました。


でも辞めるのはいつでも出来る。


だからもう少し頑張ってみよう。


そう思って続けているうちに仕事場で歌を気に入ってくれるようになりました。


もちろん研究、練習はしますよ。


あるオーナーはライブが終わると説教が始まります。


もっとこう歌えああ歌えとこうだからダメなんだとか。


やってない人は言いたい放題です(笑)


気にしなくてもいい事だったりもするけど、


でもその苦言の中にはキラッと光る宝石の原石が隠されている事があるんですよ。


その原石を持って帰って眺めてみる。


自分の感情を抜いて言葉だけを情報として検証してみるんです。


そしてそれを磨いてみると自分が思った以上に周りの評価が上がる事が度々ありました。


数ヶ月後、


そのオーナーはじーっと私の歌を聴いて


「いいねぇ」


と一言しみじみ。
とっても幸せそうに言いました。


これ、自慢話ではありません。


胃が痛くなってた仕事も状況が変わり楽しく楽になったり。


シンガーは特別な仕事。



表には出さないけど、
顔が綺麗だと「あいつは顔だけだ」とか
歌がうまいなら上手いで「ただ上手いだけ」だとか長く続けてる人は色々な苦言を受賜って来てます。



本当はそういう事を相手がネガティヴな気持ちになるような伝え方をすること自体がネガティヴな発想から来ているのですけど


言われた方も「ダメだ」というところだけ受け止めてしまうといけません。


何よりシンガーという仕事は声に心情が表れて聴いてる人にこわいくらい伝わります。


だから何があっても落ち込まない方法を身につける必要があります。


苦言を言われたらその特別な仕事のために私達を磨いてくれている、心を鍛えてくれている、改善の余地がある。


受け止め方は人はそれぞれ自由ですが、


そんな風に思うと良いのではないでしょうか。


いい事も嫌な事も全てが自分を高めてくれる。
全て自分のプラスにしてやるぞー!


の意気込みで行きましょう^ - ^



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